العربية简体中文NederlandsEnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañol
Q&A ・ 練習のヒント

「上手くなるにはどうすればいいの?」~同じフレーズを20回弾くとスムーズに弾けるようになる~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「なかなか上手くなりません。どうしたらいいですか?」という相談をよく受けます。
上手くならないという問題もそれぞれのレベルがありますので一言では言えませんが、今回は私の経験からお話ししたいと思います。

例えば、練習編の大きな古時計が難しく上手く弾けないとしましょう。左手も右手も指が動かないので、上達しているのかどうかもよくわからず、疲れるばかりでモチベーションが維持できません。

このフレーズを何回も繰り返し練習するとします。私の経験では5回目くらいまでが一番疲れます。
10回目を越えたあたりからなんとなく弾けるようになりますが、弾けなくて止まる箇所が同じだということに気づきます。
これは苦手とするところで必ず止まるということですので、自分の不得意なところがよく理解できる箇所です。そこさえ乗り越えれば上手くなるわけですから成長するのですが、モチベーションが続かず諦めてしまいます。もったいない話です。
しかし諦めず20回目あたりを越えてくると、自分の上達度合いが明らかに実感できる範囲に入ってきます。「自分は上手くなっている」と確信できるでしょう。

ここまで来るのに、今日ギターをスタートしたばかりの人は数時間の時間がかかるかもしれません。たった5小節をマスターするのにこんなにも時間がかかるのかと思われますが、安心してください。ほとんどの曲は4小節あるいは8小節単位で繰り返します。このフレーズもそうで、実際はリピート記号がありますから9小節弾けたのと同じになります。
同様にBメロ、サビ…と練習を繰り返し1曲を完成させます。

アコギを最初から弾ける人はいませんので、スタートは全員同じ「上手く弾けない」状態です。このような小さな積み重ねをたくさんやった人だけが上手くなるのです。人によって違いますが私の感覚では「同じフレーズを20回くらい弾くとある程度指が動くようになる」です。一度試してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す