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基本編

#6 手の大きさはアコギの上達度に関係ない

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「手が小さいからギターの上達が遅い」というのはよく聞く話ですが、実際どれほど手の大きさはギターの上達に影響するのでしょうか?

まずはこの動画をご覧ください。

どうですか?上手ですね。
ホントに驚きです。

現在、彼はチョン・スンハ / Sungha Jungというプロのギタリストで、1996年生まれ、韓国の出身です。
この動画は2008/01/26 にアップロードされていますから、彼が12歳ぐらいのときの演奏だと思います。

彼がギターを始めたのが9歳のときだそうです。
しかも独学でギターを覚えたそうですから、さらに驚きです。

この動画を見る限り、「手が小さいから」「握力がないから」という理由がギターの上達に影響を与えているとは思えません。

実際、私の知り合いでも小柄な女性がギターを弾いていますし、小学生を対象にしたギター教室もあります。

もちろんプロの世界にも女性でギターを弾く方はたくさんいらっしゃいます。
ポップスでは中島みゆきさんや矢井田瞳さん、クラシックなら村冶佳織さんが思い浮かびます。
そういった方の演奏を見て研究することも大事です。

手が小さいなら小さいなりに、工夫して弾くしかありません。
ギターの選び方、弦の選び方、練習方法などポイントはいくつかあります。
そのあたりのことは後で詳しくお話します。

とにかく、「手が小さくて指が届かない。Fのコードなんてとてもムリ。」と言って、ギターを諦めてしまうことがもったいなくて仕方がないのです。
チョン・スンハのように誰もがなれるわけではありませんが、手の大きさや指の長さはギターの上達にほとんど影響ないと思ってください。

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