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コード理論

#8 セブンスコード

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メジャーコードの構成音は P1 M3 P5
マイナーコードの構成音は P1 m3 P5
でした。

今回は四和音です。
三和音に3度上の音を重ね合わせたコードです。
ルートから見ると7度上になります。7th(セブンス)と言うヤツです。

7度(セブンス)の音程には「短7度(m7)」と「長7度(M7)」があります。
しかしどういう訳か、一般に「セブンス」というと「短7度(音程定規では m7 )」のみを指すことがほとんどです。
それに対して「長7度(音程定規では M7 )」のことを「メジャーセブンス」と言います。
日本だけの話なんでしょうか?

C7のようなコードを「ドミナントセブンスコード」と言い、CM7のようなコードを「メジャーセブンスコード」、Cm7のようなコードを「マイナーセブンスコード」と言います。

それでは四和音を見ていきましょう。
「ドミナントセブンスコード」を説明します。

まずコードCを考えます。
コードCの構成音は音程定規で P1 M3 P5 です。
これに「短7度(m7)」を加えます。
ドミナントセブンスコード P1 M3 P5 m7 になります。

音程定規のP1をCに合わせます。
次に、P1 M3 P5 m7 の音名を読み取ります。C E G Bb です。
このときのコードネームを C7(シーセブン) と呼びます。ルートの音名と7を使って表します。

seventh_fig1

fig1

覚えましょう。
ドミナントセブンスコードの構成音は P1 M3 P5 m7 です。
ダイアグラムを見てみると、ちゃんとBbが加わっていますね。

seventh_diaC7

C7のダイアグラム

12の全キーで構成音を確認してください。

ちょっとおさらいです。
メジャーコード
マイナーコード
ドミナントセブンスコード
を説明しました。

これだけ理解すれば、ポップス、ロック、ブルース、カントリー、演歌…と大抵の曲は弾けます。(ちょっと雰囲気の出ないところがあるかもしれないが…)
「ギターでソロを取って、アドリブも弾きたい」という方も、これまでの知識は大いに役立つはずです。
ただ、「ジャズギターやボサノバギターを弾きたい」という方は、さらにコードの勉強が必要です。
「クラシックギターを弾きたい」という方は五線譜の読み方も必須です。

次章ではその他のコードについて説明します。

まとめ
ドミナントセブンスコードの構成音は P1 M3 P5 m7

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