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基本編

#25 これができれば完璧 ハーモニクスを利用したチューニング

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初心者は最初に前章で説明した「5フレットチューニング」を覚えましょう。

そして慣れてきたころにこの「ハーモニクスを利用したチューニング」に挑戦してみてください。

ハーモニクスの音は倍音が聞こえるので非常に澄んだ音になり、音の高低が聞き取りやすく正確にチューニングできるという特徴があります。

 

①音叉と5弦5フレットのハーモニクス音を合わせる(ここは前章と同じです)
②6弦5フレットのハーモニクス音=5弦7フレットのハーモニクス音
③5弦5フレットのハーモニクス音=4弦7フレットのハーモニクス音
④4弦5フレットのハーモニクス音=3弦7フレットのハーモニクス音
⑤6弦7フレットのハーモニクス音=2弦の開放音(または2弦の12フレットのハーモニクス音)
⑥5弦7フレットのハーモニクス音=1弦の開放音(または1弦の12フレットのハーモニクス音)


 

「ハーモニクスを利用したチューニング」でのコツは、二つの音を聞き比べるときに「うなり」を聞くことです。

二つのハーモニクス音がわずかな差まで近づくと、「うぁんうぁん うぁん うぁん うぁん」という音の強弱が現れます。

これが「うなり」です。

 

この「うぁん うぁん うぁん うぁん うぁん」という「うなり」は、二つのハーモニクス音が同じ高さに近づけば近づくほど

「うぁん うぁん うぁん うぁん うぁん」

「うぁーん うぁーん うぁーん」

「うぁーーーーん うぁーーーーん」

 

と聞こえる周期が長くなります。

全くうなりが聞こえなくなった箇所が、二つのハーモニクス音が同じ高さの場所です。

 

うなりは誰でも聞き取れます。

このように「ハーモニクスを利用したチューニング」は正確にチューニング出来るので、ぜひ会得してください。

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