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基本編

#1 アコギは難しいか?

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非常に難しい質問です。

ギターを始めた学生の頃は「簡単!ちょっと練習すればすぐ弾ける!」と思っていました。
それから25年ほど経った現在、私は「難しい」と感じています。

一般の子供向け音楽教室で、生徒が1番最初に触れる楽器は電子オルガンなどの「鍵盤」です。
これにはちゃんとした理由があり、子供でも指1本で音を出すことができるからです。

オルガンやピアノの英才教育をするなら話は別ですが、音楽の楽しさ、音楽による自己表現を教えるには「鍵盤が最適で、もっとも簡単だ!」と言えるでしょう。

その点、ギター、バイオリンなどの弦楽器は「難しい」と言えます。
弦を押さえるためには握力が必要ですし、指が痛いし、何より小さな子供はギターが大きすぎて構えることもできません。

しかし、中学生ぐらいになってくるとある程度身体も大きくなり、話が変わってきます。
左手は数種類のコードを覚え押さえるだけ、右手は腕を上下に振るというワンパターンの動作…たったこれだけで曲を弾くことができるようになります。

しかもカッコイイ!
こう考えればギターほど簡単な楽器は他にはないでしょう。

ギターに限ったことではないのですが、人間には欲望があります。
「あの曲を弾きたい」
「もっとカッコよく弾きたい」
「あのギタリストのように弾きたい」
「女の子にモテたい」

言い出したら切りがないのですが、ギターが弾けるようになればなるほど高い壁にあたります。
そのときに感じます。「ギターって難しいな」と。

しかしそれを克服して難しい曲が弾けるようになったときの達成感はこの上ありません。
なんでもそうですが、人間やる気になればできるようになるものです。

音楽は楽しいものです。
ギターは一生の趣味にできます。

このサイトが少しでも皆さんのためになることを祈っています。

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