前章で音叉によるチューニングを薦めましたが、チューナーも必要です。
チューナーには音叉にないメリットがあります。
ギター上達のためには、音叉とチューナーの両方を使いこなすことが大切です。
ライブ会場やスタジオなどで他楽器が音を出しているときなどはチューナーが大活躍します。
チューナーの良いところは音を聞かなくてもチューニング出来てしまうところです。
これが音叉だったら、そうはいきません。
チューナーにもいろいろ種類があります。
初心者で初めてチューナーを買うときは、クリップ式が使い勝手が良くオススメです。
クリップ式はギターヘッドから振動を拾って、ピッチを表示してくれます。
ピックアップのないアコースティックギターに最適です。
また、暗いステージ上でも見やすいLEDで表示してくれるものがいいでしょう。
欲を言えば、多少値段が高くなりますがクロマチックのクリップ式チューナーを持っておくといいと思います。
クロマチックとは半音階という意味で、普通のギター用チューナーとは違って全ての音階を表示してくれるものです。
カポタストを付けたままチューニングをする時や、オープンチューニングをチューニングするときに便利です。
このようにチューナーは音叉には無いとても便利な機能があるのでギタリストにとっては必需品です。
またスマートホンのアプリでも「チューナー」で検索するとたくさんヒットします。
しかも無料で利用できるところがすばらしいです。
ホントに便利な世の中になりました。
しかしアプリはマイクで音を拾うタイプですので周りの雑音があるとうまく使えません。
最近のチューナーは安くなり、1000円弱からあるようです。
ひとつ購入することを勧めます。