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ミキサー

インサートとセンドリターン

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インサートとセンドリターン

ミキサーでのエフェクターのかけ方には、インサートとセンドリターンという2つの方法があります。

インサート

insert

stp201

上図のようにYケーブル(インサートケーブル、インサーションケーブル)で接続します。

Yケーブルはアコギ用プリアンプでも使われることがありますので1本持っておくといいかもしれません。

コンレッサーはインサートでかけます。

センドリターン

send
上図のように入力から入ってきた信号を途中で分岐させてエフェクターに送り(send/センド)、エフェクト処理をした後、マスターに戻します(return/リターン)。

フェーダーの前で分岐させる「プリフェーダー」という方式と、フェーダーの後ろで分岐させる「ポストフェーダー」という方式があります。

このsend/センドは機材によってはAUX(オグジュアリー)やCUE(キュー)といった表示がされていますが、分岐されるという意味で信号の流れは同じです。

リバーブ、ディレイなど空間系のエフェクターを多数の楽器に同時にかけるときは、ポストのセンドリターンでかけます。

こうすることでエフェクターをいくつも用意する必要がなくなり、一つのエフェクターだけで多数のトラックにかけられるようになります。

センドの送り量で出力レベルをコントロールできるので、エフェクターのかかり具合を調整することもできます。
各トラック同一のエフェクト効果を得られますので、リバーブなど同じ空間を演出したいときに使われます。

プリのセンドリターンはモニター環境を作るときに使われます。

センドの送り量で音量バランスを取って演奏者のヘッドホンに返します。

そうすることでマスターアウトの信号を変えることなく、演奏者が求めるモニター環境を自由に作ることができます。


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