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応用編

#38 少しの音楽理論が上達のカギ④ 「ローコードとハイコードの関係」

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ギターという楽器は12フレットを押さえたとき、開放音よりちょうど1オクターブ高い音が出るように作られています。
1オクターブというのは、例えば「ドレミファソラシド」とあったとき、最初の「ド」と最後の「ド」の距離のことです。
つまり最後の「ド」は最初の「ド」より1オクターブ高い音ということになります。

この1オクターブを12等分します。
そしてぞれぞれの高さの音に名前を付けます。

例えば1弦・6弦は次のようになります。
 

名前なので覚えてください。
1フレット分の距離を「半音」、2フレット分の距離を「全音」といいます。
E#FbB#Cbはありません。
Eの半音上の音はF、Bの半音上の音はCです。

このことはコードでも同じことが言えます。

例えば、
コードEを半音高くするとコードFです
コードEmを半音高くするとコードFmです
コードE7を半音高くするとコードF7です

コードAを全音(1音)高くするとコードBです。
コードAmを全音(1音)高くするとコードBmです。
コードA7を全音(1音)高くするとコードB7です。

ローコードとハイコードはこのような関係にあります。

つまり、
コードFを覚えたら、
F# G G# A A# B C C# D D# E
の全てのハイコードを覚えたのと同じことになります。
 

余裕ですよね。

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