ロシア民謡「一週間」
ロシア民謡の「一週間」を使った練習の4回目です。
Emのキー、BPM100でストロークの練習しましょう。
登場するコードはEmとB7です。
EmとB7のダイアグラムは次のようになります。まず、このフォームを覚えましょう。
前回までのキーはAmでした。
今回練習するEmのフォームは、カポを5フレットに付けるとAmになります。
カポなしのAmの演奏と、capo5,play Emの違いを比較すると、移調とコードの関係が理解しやすいと思います。
Em、B7のコードチェンジのコツ
今回はEmからB7ということで、どちらもバレーコードでないのでそれほど難しくはありません。
コツは5弦2フレットの中指を指板から離さずにコードチェンジをすることです。
動画を参考にして、指番号を守って地道に練習してください。
指板を見ずに、左手の感覚だけでコードチェンジができるようにすることを目標にするといいでしょう。
今回の練習には関係がありませんが、EmからBmへのコードチェンジのコツは、以前に「EmからBmにスムーズにコードチェンジができません。コツはありますか?」で詳しく説明しました。
定番ストロークで弾いてみよう
※音源は右チャンネルのみにアコギの音を収録しています。バランスを左いっぱいにするかヘッドホンの左だけをモニターするとカラオケとして使用でき、伴奏に合わせて練習することができます。
基本的なダウンストロークだけで練習
初心者の人は、まず最も基本的なダウンストロークだけで練習します。
最初は1拍ごとにダウンストロークします。
ストロークのパターンとしては次のようになります。
この右手の動きをキープして、EmとB7のコードを弾きます。
先ほども書いたように、ここでの目標は左手を見なくてもスムースにコードチェンジができるようすることです。
楽譜のダウンロード:ロシア民謡「一週間」key:Em ダウンストローク
シンコペーションのリズムを取り入れて練習
ある程度弾けるようになったら、アップストロークも入れて弾いてみましょう。
よくあるシンコペーションのリズムを取り入れて練習しましょう。この右手のパターンはあらゆる曲に使える動きです。
左手のコードチェンジと同様に体で覚えることが大切です。
楽譜のダウンロード:ロシア民謡「一週間」key:Em シンコペーション
カーターファミリーピッキングで弾いてみよう
カーターファミリーピッキングはベース音とコードを織り交ぜて弾く奏法です。
ベースをオルタネイトさせると、さらに雰囲気がでます。
オルタネイトとは交互にという意味で、この場合ベースラインが1度→5度→1度→5度と規則的に変化することです。
Emは6弦→5弦、B7は5弦→6弦と交互にベース音を弾きます。
また、B7の6弦2フレットは中指で押さえます。
楽譜のダウンロード:ロシア民謡「一週間」key:Em カーターファミリー
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●移調表の使い方は#30 少しの音楽理論がアコギ上達のカギ③ 「カポと移調」で詳しく説明しています。
●基本的なコードと指番号については#28 少しの音楽理論がアコギ上達のカギ① 「TAB譜とコードダイアグラム」で詳しく説明しています。
●カーターファミリーピッキングについてはこちらで詳しく説明しています。
#54 カーターファミリーピッキング1
#55 カーターファミリーピッキング2
●ロシア民謡「一週間」key:Am ストロークで弾こう
●EmからBmにスムーズにコードチェンジができません。コツはありますか?