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アコギな雑談

アコギな雑談 第40回 80Hz以下の音域について 2020/1/21

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「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを5分くらいの時間で、不定期でお届けします。
どうぞお付き合いください。

今回のテーマ:●マイペースで行きます●80Hz以下の音域について

マイペースで行きます

最近、いろいろニュースがありまして、
例えば…

  • カルロスゴーンが大きな楽器ケースの中に入って逃亡したとか、しないとか
  • そのネタを狙ったかのようにSNS上で投稿が続いているとか
  • それに対してヤマハが「楽器ケースに入らないで」と注意喚起をしたとか、しないとか
  • ちょっと話は変わって、昨年の紅白歌合戦のAI技術を駆使した美空ひばりさんは、けしからん! とか
  • いろんなご意見があると思いますが、私はどれもさほど興味がなく、まぁ、いつも通りに淡々とマイペースで「アコギな雑談」をやっていこうと思っています。

    さて、前回の「第39回アコギな雑談」でハイパスフィルターについて話しました。
    それに対してコメントをいただきましたのでご紹介します。

    メール・コメント紹介 80Hz以下の音域について

    金の尾藤さんからコメントをいただきました。
    アコギの録音で80Hz以下をカットすると低音が物足りなくなるような気がしますがどうですか? また位相反転についても教えてください。

    80Hz以下というと重低音と言われる音域になります。
    バスドラムやベースギターなどの低音などですね。
    アコギもマイキングによっては80Hzあたりを録音していることもあります。
    その80Hzあたりの音をどのように調整するかがポイントになります。

    80Hzあたりの音は、普通のモニタースピーカーでは聞けない音域です。
    80Hz以下を確実にモニターするためにはサブウーファーという低音用のモニタースピーカーが必要になります。
    そのようなモニター環境でフィルターやイコライザーなどのエフェクターを使って音圧の調整をしていきます。
    前回のハイパスフィルターは、その80Hz以下をカットするフィルターでした。

    ですので、ハイパスフィルターを使った方がいいかどうかを確認する方法は、80Hz以下をモニターできる環境を整えて、自分の耳で確認することになります。
    アコギ1台から数台の楽曲、ピアノなどの生楽器、ボーカルなどの録音は、80Hz以下に注意して確認した方がいいかもしれません。

    アコギの場合、マイクで録るかラインで録るかなどのセッティングでも扱いが違ってきますので要注意です。
    バンド形式でドラムやベースが入ってくる楽曲であれば、アコギの80Hz以下は不要でしょう。
    この辺りはエンジニアによりますので正解はありません。

    また、リファレンス音源と比較しながら、自分が理想とする音に近づけるということも大事だと思います。

    趣味として、いろいろやってみると面白いところですし、勉強になります。
    興味のある方は、ぜひチャレンジしてください。

    アコギの録音について「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

    金の尾藤さんから位相反転についての質問もありましたが、また次回にしたいと思います。

    メールをお待ちしています

    このサイトでの情報や「アコギな雑談」の感想・質問など、なんでも結構です。
    メールをお待ちしています。
    コメント欄からでもいいですよ。
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    radio@ac-guitar.comまでお願いします。
    また、メールは今後のラジオで紹介させていただく場合があります。
    よろしくお願いします。

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