練習編について
練習編では「大きな古時計」を使って練習します。
「大きな古時計」は基本的なC、F、Gの3つのコードで弾けます。
たった3つのコードですが、「C、F、Gのコードをどのように弾くか」をマスターすることで他のコードにも応用できます。
まず最初に、コードストロークからスリーフィンガーまでの基本的な奏法をマスターしましょう。
皆さんには弾きたい曲や目指す音楽があると思います。
弾き語り、ブルース、ロック、ジャズ、ボサノバ・・・と様々ですが、ここに書いてあることはどのジャンルにも通用する基本的な部分です。
ここに書いてあることをマスターしてから皆さんの目指す音楽に取り掛かると上達が速いと思います。
練習編では、「大きな古時計」の曲頭の部分を使って説明しています。
曲頭の部分がマスターできたら、一曲を通して練習してください。
また、練習編で使用する楽譜をPDFファイルで用意しました。
ここからダウンロードしてお使いください。
練習編で学ぶこと
コードストローク
アコギの基本中の基本です。
「大きな古時計」ではC、F、Gの3つしか出てきませんが、皆さんの弾きたい曲に合わせて少しずつコードを覚えてください。
アルペジオ
分散和音のことです。
ストロークで弾いたコード(和音)を弦1本づつ分散させて弾きます。
フラットピックを使って弾く弾き方と、指で弾く弾き方があります。
今回は指で弾いています。
スリーフィンガー
フォークやカントリー、ブルースでよく使われます。
親指でベースを弾き、人差し指と中指で和音やメロディーを同時に弾きます。
練習で気をつけること
基本編と応用編でも説明しましたが、以下のことに気をつけると上達が速いです。
●歌いながらギターの練習をすること。
●慣れてきたらメトロノームを使うこと。
●毎日練習すること。
それでは、がんばっていきましょう。