<ギターに愛情をそそぐ>
せっかく始めるギターですから大事に扱ってください。恋人のようにです。
弾いたあとは、乾いたタオル等で弦を拭くと弦が長持ちします。
ついでにボディも拭きましょう。
専用のクリーナーやクロスも売られているので楽器屋さんを覗いてみましょう。
指板潤滑材を使うと弦と指のすべりが良くなります。
ついついポテトチップスや缶コーヒーを飲みながらギターを弾いてしまいますが、ベタベタな手でギターを弾くと弦が錆びたり、ギターが汚れたりしますので避けたほうがいいでしょう。
<長時間ギターを弾かないとき>
寝るとき、出かけるとき、長時間弾かないときはケースにしまいましょう。
ケースの中には乾燥剤を入れておきます。
湿度が高いと金属部分が錆びたりカビが生えたりするので、それを防ぐためです。
旅行や出張など何日も弾かないときは必ず弦を緩めます。
弦の張力は60Kgにもなると言われています。
そのままの状態で放っておくとネックが反ってしまいますので気をつけてください。
ケースに納めるときは、タオルなどでギターとの隙間を埋めておくといいでしょう。
<温度と湿度の管理について>
温度と湿度の管理に気をつけます。
ギターにとって、温度22~3度、湿度は40%前後が良い環境とされています。
人間が過ごしやすい環境がギターにもいいのです。
日本の夏は高温多湿です。梅雨の季節は特に注意が必要です。
ケースの中に乾燥剤を入れるといいでしょう。(煎餅の中に入っているシリカゲルで十分です。専用の物もあります。)
絶対に夏場の車の中にギターを置きっぱなしにしてはいけません。
車上荒らしにも気をつけてください。
エアコンの風が直接当たるところに何日も置いておくのはよくありません。
直射日光にも気をつけてください。
木が割れてくる可能性があります。