ここでは各奏法の紹介だけに止めています。詳しくは練習編をご覧ください。
ギターにはギターにしかない奏法があります。
例えばチョーキングやスライドという奏法がありますが、これらはピアノではできません。
つまり、ギター独特の奏法をマスターすることで、よりアコギらしい演奏をすることができます。
また単にコードストロークをしているだけだと、ギターが単調になってしまいます。
コードストロークに自信が付いてきたら、次の奏法をマスターしましょう。
ハンマリングオン（ハンマリング）
ある音を鳴らし、ピッキングせずに、すぐ左指で叩くようにして押さえるだけで次の音を出します。
プリングオフ（プリング）
ある音を鳴らし、ピッキングせずに、すぐ左指でひっかくことで次の音を出します。
スライド
弦を押さえて音を鳴らしたままフレットを移動し音程を変えます。
チョーキング
押さえている弦を持ち上げる(または下げる）ことで、音程を上げる奏法です。
１音音程を上げる「１音チョーキング」、半音音程を上げる「半音チョーキング」、１/４音音程を上げる「クォーターチョーキング」などがあります。
ロック、ブルースでは必須のテクニックです。
ビブラート
指を上下に揺らす方法と左右に揺らす方法があります。
ミュート（消音）
左手のミュート
Ｃコード、Ａｍコードは左手の親指で６弦をミュートしてストロークします。
右手のミュート
ブリッジの上に右手首あたりを載せてミュート音を出します。
アコギではベース音のみをミュートさせて弾くギャロッピング奏法で右手のミュートがよく使われます。
カッティング
右手のカッティング
ストローク時に手のひらで弦全体を当てるようにすると「チャッ」という音がします。
左手のカッティング
バレーコードでストロークしたらすぐに左手の力を抜きます。
カーターファミリーピッキング（ベースのオルタネイト）
ベース音を変化させる奏法の最も基本的なテクニックです。
ルート音と５度の音を交互に弾きます。
パッシング
コードチェンジをするとき次のコードに移るときに弾くお決まりのフレーズことです。
曲に変化をつけ、単調さを回避できます。
アルペジオ
分散和音のことです。
基本的に、４～６弦は親指、３弦は人差し指、２弦は中指、１弦は薬指で弾きます。
スリーフィンガー
カントリー、フォーク、ブルースなどでよく使われる奏法です。
親指でベースを弾き、人差し指と中指でコードやメロディーを弾きます。
