ベースのオルタネイトとパッシングフレーズをマスターしましょう。
さらに変化を付けて演奏してみたいと思います。
カーターファミリーピッキングは、ベースラインとコードを混ぜて弾きます。
コードストロークの中にベースラインを聞かせることができるので、演奏に変化を付けることができます。
楽譜のダウンロード:カーターファミリー1.pdf
カーターファミリーピッキングはカントリーで生まれたものですが、フォークソングなどの弾き語りなどで必須の奏法です。
フィンガースタイルの場合、親指でベースラインを親指以外でコードやメロディを弾きます。初心者にとってカーターファミリーピッキングはベースラインとコードの関係をマスターしやすい奏法といえます。
<ベースのオルタネイト>
オルタネイトとは「交互に」という意味があり、ここでは規則的にベースラインを変化させています。
基本的には
ルート→5度→ルート→5度
となるようにベースラインを変化させます。
これは最も基本的なベース音の変化と言えます。
コードストロークだけでなく、後述する「アルペジオ」や「スリーフィンガー」に取り入れると音楽の幅がグンと広がります。
この練習では「大きな古時計」を取り上げていますが、みなさんの目指すべき曲のベースラインを聴くようにするとギターの上達が速いです。
初心者はコードダイアグラムのベース音を必ず覚えるようにします。
<パッシングフレーズ>
あるコードから別のコードに移るときに弾かれる「お決まりのフレーズ」のことです。
カントリー、フォーク、ブルース、ロックなどそれぞれのジャンルに「お決まりのフレーズ」というがあります。
このような「お決まりのフレーズ」をたくさん覚えるといいでしょう。