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練習編

#54 カーターファミリーピッキング1

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ベースのオルタネイトとパッシングフレーズをマスターしましょう。

さらに変化を付けて演奏してみたいと思います。
カーターファミリーピッキングは、ベースラインとコードを混ぜて弾きます。
コードストロークの中にベースラインを聞かせることができるので、演奏に変化を付けることができます。

楽譜のダウンロード:カーターファミリー1.pdf

カーターファミリーピッキングはカントリーで生まれたものですが、フォークソングなどの弾き語りなどで必須の奏法です。

フィンガースタイルの場合、親指でベースラインを親指以外でコードやメロディを弾きます。初心者にとってカーターファミリーピッキングはベースラインとコードの関係をマスターしやすい奏法といえます。

<ベースのオルタネイト>
オルタネイトとは「交互に」という意味があり、ここでは規則的にベースラインを変化させています。

基本的には
ルート→5度→ルート→5度
となるようにベースラインを変化させます。

これは最も基本的なベース音の変化と言えます。

コードストロークだけでなく、後述する「アルペジオ」や「スリーフィンガー」に取り入れると音楽の幅がグンと広がります。

この練習では「大きな古時計」を取り上げていますが、みなさんの目指すべき曲のベースラインを聴くようにするとギターの上達が速いです。

初心者はコードダイアグラムのベース音を必ず覚えるようにします。

<パッシングフレーズ>
あるコードから別のコードに移るときに弾かれる「お決まりのフレーズ」のことです。
カントリー、フォーク、ブルース、ロックなどそれぞれのジャンルに「お決まりのフレーズ」というがあります。

このような「お決まりのフレーズ」をたくさん覚えるといいでしょう。

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