2つのストロークパターン
「3分でわかる アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」で覚えたコード(10個全てでなくてもよい)をリズムに合わせストロークで弾く練習をします。
ストロークとはコード(和音)をジャカジャカとかき鳴らすように弾く奏法のことで、上から下に弾くストロークをダウンストローク、下から上に弾くストロークをアップストロークといいます。
「3分でわかる アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」のステップ2で覚えたC、F、Gの3つのコードでストロークの練習を始めます。
「練習偏」でも紹介した通り「大きな古時計」はこの3つのコードで弾けますので練習曲として最適です。
初心者が最初に覚えるべきストロークパターンは次の2つです。
たった2つのパターンですが、このパターンで「大きな古時計」を通して練習することで、様々な曲に対応できるようになります。
パターンAで練習しよう
ダウンロード:ダウンストローク 4ビート
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パターンBで練習しよう
ダウンロード:シンコペーション
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練習時のポイント
ピックについて
使うフラットピック最終的に自分が使いやすいものを選ぶことになりますが、初心者でよく分からない場合は、0.8mm前後のティアドロップを買ってください。
ピックの持ち方
力を入れずに軽く握ります。
初心者は弾いているうちにピックがズレてきたり落としたりしますので「ギュッ」と力を入れて握りがちですが、慣れてくると力を入れなくてもよくなります。
力を入れて握ると音が硬くなり滑らかな演奏になりませんので、軽く持つことを意識するようにしてください。
練習時のポイント
テンポはゆっくりでかまいません。
必ず歌いながら練習をしてください。
ストロークのポイントは手首、ひじ、指…と腕全体の関節を使う感じです。
「3分でわかる アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」の各コードを「ジャラーン」と弾き、各弦から正確に音が出るように練習することも大切ですが、それだけではいつまでたっても曲が弾けずギターを楽しめません。
少し乱暴な言い方ですが、多少左手が不安定でも気にすることなく、ジャカジャカとストロークで弾いてみましょう。
最初はコードがうまく押さえられないので音がしっかりと出ませんが、それなりに音楽となって聞こえるはずです。