アコギ初心者にとって音楽理論をはじめて学習しようとしたとき難しく感じます。
アコギに限らず、楽器をはじめてマスターしようという人も同様でしょう。
趣味で楽器をマスターしようとしたとき、演奏する楽しさを優先して音楽理論は後回しになりがちですが、音楽理論を理解すると上達が早いのも事実です。
音楽理論の勉強法として教室や学校に通うのも手ですが、趣味の範囲で、空いた時間で…となると専門書を読むことになります。
私もアコギをはじめたころ本を買ってきて勉強したタイプです。
拙著「まるごとアコギの本」でも音楽理論(音名、音程、音階、ダイアトニックコードを理解して耳コピーができるようになるための知識)を書いています。
よければ参考にしていただきたいのですが、「まるごとアコギの本」を読んでも読んでいなくても、いろんな角度から勉強するという意味で他書も読んだ方がいいと思います。著者によって解説ポイントや説明の仕方が違いますし、読者によっても違うからです。
マンガでわかる!音楽理論/リットーミュージック
たまたま本屋で見つけました。
この手の本があると、ついつい買ってしまいます。
内容は音名、音程、音階をメインに書いてあります。
マンガでストーリー仕立てになっていますので、初心者でも理解しやすいと思います。
このような音楽理論の入口にあたる部分を理解すると、もっと専門的な本も読みやすくなり理解が深まるはずです。一度専門書にチャレンジしたけど挫折した人はもちろん、中高生にもお勧めできる本です。
この本はアコギ弾き向けに書かれたものではないので、説明には鍵盤と五線譜が登場します。
これからアコギをマスターしたいと思っている人は鍵盤や五線譜を敬遠しがちですが、鍵盤や五線譜を使った説明はフレットボードやTAB譜にないメリットもあります。
やはり別の角度から勉強するという意味でも有効的ですので、これをきっかけに音楽理論を勉強されてはどうでしょうか?
内容
以下、リットーミュージックより
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3115317119/
音楽理論の基礎の基礎が、マンガで楽しく学べる!
音楽理論を学びたくて理論書を読み始めたけど、途中からわけがわからなくなって放り投げた……。そんな経験を持つ人はきっと多いことでしょう。本書は、従来の音楽理論書の敷居をグッと引き下げ、理解への架け橋となるべく作られた、マンガで学べる理論書です。マンガを通じて音楽理論の基礎に触れ、その後に続く詳しい解説文でより理解を深めることができます。すべての理論の元となる、”音程”や”倍音”の仕組みを知れば、音楽理論を身近に感じることができ、もっと音楽と仲良くなれるでしょう!
【CONTENTS】
■Chapter1:五線と音名
五線と音名の基本をおさらい
”白黒つかない音名たち”の巻
■Chapter2:倍音と音程
”音の主成分は倍音”の巻
”倍音から見た音の相性”の巻
”サンドの中身で酸度が違う”の巻
”2度あることは6度、7度ある”の巻
”増減が気になるのは体重だけ?”の巻
”離れていても近くに感じる人”の巻
■Chapter3:音階(スケール)
”階段にもいろいろあるよね”の巻
”短気は損気、気長にいこう”の巻