「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを5分くらいの時間で、不定期でお届けします。
どうぞお付き合いください。
今回のテーマ:●アコギ初心者は弾き語りから
アコギ初心者は弾き語りから
弾き語り=伴奏を弾くこと
前回は「4月からアコギをはじめる人へ」ということで、アコギの選び方、チューニング、ピックなど、スタートするために必要な話をしました。
今回はその続きです。
アコギの弾き方、学び方にはいろいろありますが、検討した結果、やはり伴奏から練習するのがいいだろうということで、弾き語りができるような所を目指したいと思います。
前回も話した通り、独学にはDVD付き教則本が向いています。
その理由はコンパクトに要点がまとまっており、さらに映像があるからです。
しかし、この「アコギな雑談」はラジオ風ですので映像がありません。
そこで、このシリーズでは音声だけで話を進めていき、ある程度まとまったところで改めて映像付きの動画をアップしたいと考えています。
さて、弾き語りとは文字通りアコギを弾きながら歌うことですが、少し言い換えると、歌はなくても歌の代わりにピアノなどの他楽器でメインメロディ(主旋律)を奏でてもいいことになります。
その主旋律に対して伴奏が存在します。
カラオケでいうところのオケの部分に値します。
このオケの部分をアコギで弾きましょうということです。
アコギで弾き語りの練習をする=伴奏の練習をする、です。
伴奏=コードを弾くこと
初めて楽器を練習する人は悩むかもしれませんが、伴奏を弾くためにはコード(和音)の勉強が必要です。
伴奏を弾く=コードを弾く、です。
アコギに限らず、どの楽器も「伴奏を弾く=コードを弾く」です。
勉強してコードを思い通りに弾けるようになると、思い通りに伴奏が弾けるようになる=思い通りに弾き語りができるようになります。
弾き語り=伴奏=コード、です。
もう一度書きます。
これからアコギをはじめる人で「何から練習していいかわからない」と悩んでいる人は、
です。
コードって何? どんなのがあるの?
見てもらうのが早いです。
例えばこんなヤツです。
もし皆さんの弾きたい曲、お気に入りの曲があれば、ネットで検索してください。
「曲名 コード」と検索をかけると、何かしらヒットするはずです。
ネット環境のない方は書店や楽器店に行ってください。
歌詞が書いてあって、その上にアルファベットで記号が書いてあります。
このアルファベットの記号がコードです。
この歌詞とコードが書いてある譜をコード譜といいます。
まずは、何でもいいので弾きたい曲を決めて、このコード譜を手に入れてください。
コード譜を見ると、C、Dm、G7…などありますが、このアルファベットはドレミファソラシドを表しています。
日本語で「ドレミファソラシド」は英語で「CDEFGABC」です。
日本語はドから始まってドに返ってきますが、英語ではCから始まってCに返ります。
最初は戸惑いますが、名前なので覚えてください。
コード譜の読み方は、例えば、Cと書いてあればC=ドを押さえてガチャガチャ弾けばそれなりに聞こえるぞ、ということです。
G7とあれば、G=ソを押さえて弾けばいいよ、です。
とても簡単に言ってますよ。
もちろん、ホントはもっと押さえないといけないのですが、詳細は後ほど話します。
「ドレミファソラシド」=「CDEFGABC」という基本の音があり、それにいろいろ音を足していくとコード(和音)になるんだな、と思ってください。
ということで、今日からアコギをはじめる方は、「ドレミファソラシド」=「CDEFGABC」を覚えましょう。
具体的な練習やコツは次回からにします。
まずは、「3分でわかる ギター・アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」を参考にしてザックリ理解するといいでしょう。
サラッと読んでいただくだけで、弾き語りをするための知識の全体像を理解できると思います。
また、練習のコツついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
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よろしくお願いします。
曲名、スペース、コードで検索すると何かしらヒットするって、ザックリしすぎ。笑えるけど。