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今回のテーマ:●なぜ、ダイアトニックコードなのか? ●メール・コメント紹介
なぜ、ダイアトニックコードなのか?
「4月からアコギをはじめる人へ」というテーマで、弾き語りをメインに、これまで話してきました。
前回は「ダイアトニックコードで弾く練習」という内容でやりました。
ここで出てくる疑問として、
初心者の方は、そのようなことが頭の中を巡っているはずです。
というか、巡っていてほしい。
このサイトでは初心者のために「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」という記事をお勧めしています。
アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習 pdf
Step1:ドレミファソラシドを覚える
Step2:C、F、Gのコードを覚える
Step3:Am、Dm、Emのコードを覚える
これで、ドレミファソラシドと6個のコードを覚えることになります。
この6個のコードはCメジャースケールのダイアトニックコードになります。
正確にはBm(b5)を加えた7個がCメジャースケールのダイアトニックコードですが、今回Bm(b5)は割愛します。
「なぜ、ダイアトニックコードなのか?」と聞かれると、
「ダイアトニックコードで伴奏を弾くといい感じに聴こえるから」ということになります。
なぜ、いい感じなのか?
前回やった「童謡/もみじ」のメロディはダイアトニックスケールのCメジャースケールというスケールを使っています。
ダイアトニックスケールのCメジャースケールは難しくありません。
ドレミファソラシドのことです。
つまり、「童謡/もみじ」はドレミファソラシドを使って弾きます。
当たり前ですね。
そして、皆さんはStep1で練習しているはずなので、もう弾けるはずです。
では、ちょっと、弾いてみましょう。
※演奏
「童謡/もみじ」のメロディは、ミレドレミドソ ドシドレソミレドレ・・・・・・・と続きます。
ドレミファソラシ=CDEFGABという音階でメロディが奏でられます。
CDEFGABで奏でられるということは、C#やD#といった#やbを使った音は出てきません。
つまり、C#やD#はCメジャースケールの音ではない、ということです。
ならば、CDEFGABの7個の音でメロディが作られているわけですから、それに合った伴奏を付けようと考えたときに、CDEFGABの7個の音だけで作られたコードを弾けばメロディと合うんじゃないの!? と普通は考えます。
その通りです。
そういうことなんです。
●pdfファイル
前回のコード譜を用意してください。
「童謡/もみじ」コード譜
「スリーコードで弾こう」はCFGの3つでした。
Cはドミソ、Fはファラド、Gはソシレです。
よく見ると「ド」という音は、Cにもあり、Fにもあります。
レはG
ミはC
ファはF
ソはC、G
ラはF
シはG
「童謡/もみじ」はドレミファソラシ=CDEFGABという音階でメロディが奏でられるので、コードC、F、Gのどれかを弾けば伴奏が弾ける、ということになります。
理解していただけるでしょうか?
結構ポイントになるところです。
次にAm、Dm、Emです。
代理コードと呼ばれるものです。
例えばAmはCの代理をすることができます。
Amの構成音はラドミ、Cはドミソですから、ドとミは共通です。
AmとCの違いは、ラかソ、の違いだけです。
よく似ているコードなので代理できるというわけです。
※演奏
確かに、明るいくらいという違いはありますが、よく似ています。
FとDmの関係、GとEmの関係も同じです。
Fはファラド、Dmはレファラ、ファラが共通
Gはソシレ、Emはミソシ、ソシが共通
です。
前回お話ししたBm(b5)もダイアトニックコードですが、詳細はまた今度にします。
簡単にまとめます。
メロディはCDEFGABで奏でられるので、その音で作られるコードを弾けば伴奏になる、それがダイアトニックコードだ!
ということです。
ダイアトニックコードについては、一度で理解できない部分もあると思いますが、アコギを弾いていくとそのうち理解できるので安心してください。
このようなことが理解できると上達に差が出るので、ダイアトニックコードについては、これからも何度もやっていこうと思っています。
練習のコツやコード理論ついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
メール・コメント紹介
●かずくんさん:ご指摘のとおり、サムネというか、動画の絵を変えました。やはりアコギの画像の方がいいですね。まぁ、気分です。そんなに大きな意味はありません。
●スクイズさん:アマゾン「まるごとアコギの本」のレビューにいただきました。とてもうれしい内容でしたので、紹介させていただきました。本当にありがとうございます。YouTubeも一長一短ですね。発信する側の私も注意して臨みたいと思います。
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