「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
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今回のテーマ：●教則本からはじめよう#5
教則本からはじめよう#5
前回は、ギター教室、ギター経験者や知り合いから教えてもらう、一般の教則本…について考えました。
DVDやCD付きの教則本はもちろん、ギター教室も「先生の指導付き」と考えれば、いずれもテキストや楽譜を使うという意味では教則本と言ってもいいだろう、ということでした。
このようなものは、すべてプロが作っているという点で共通しています。
今回はオンラインのコンテンツを考えてみたいと思います。
大きく分けると2つに大別できます。
教則本のときと同様で、一つ目はプロ、二つ目はアマチュア・個人が作ったものです。
「アコギな雑談」や「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」は、アマチュアの私が個人で運営しているものなので、二つ目の部類に入ります。
プロが作ったコンテンツとアマが作ったコンテンツの違いは、体系化されているかどうか、だと思います。
私はなるべく体系化してコンテンツを作るように心がけていますが、生徒のためにカリキュラムを組んで、何十年も運営してきた大手ギター教室のノウハウにはかないません。
競争する必要はありませんが、そのような大きな組織と個人では差があって当たり前です。
初心者はまずこの点を理解する必要があります。
個人が作っているオンラインコンテンツは体系化されていないからダメか、というとそうではありません。
どちらかというと、とても参考になるものが多いです。
とても参考になりますが、それが初心者向きかどうかは別の話です。
やはり、初心者は体系化されているコンテンツで、まず勉強した方が上達は早いでしょう。
体系化されているコンテンツとは、基礎から応用まで順序だてて、まとめてあるもの、のことです。
体系化されていないコンテンツとは、例えば「○○の弾き方」「簡単に弾ける○○」みたいなものです。
体系化されていないコンテンツは初心者向きではないが、多少の知識や経験があれば非常に有用なものだ、ということです。
体系化されているものは「基礎から応用まで」ですから非常に良いのですが、「基礎から応用まで」なので初心者には幅が広いということもありますし、基礎はどうしてもつまらないものになりがちです。
「ドレミファソラシド」を繰り返します、と言われても…いつまでやるの？となってやる気が起きないのです。
これも体系化されているコンテンツの特徴です。
ではオンラインで「基礎から応用まで」体系化されているものをみつけるにはどのようにすればいいのでしょうか？
これがまた大変なんです！
「基礎から応用まで」体系化されているコンテンツかどうかを、初心者がどうやって判断するのか？
まぁ、判断できないでしょうね。
判断できないから初心者なのです。
ギター経験者はもちろん判断できます。
次回は、初心者がどのようにして判断するか？ について考えます。
練習のコツついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
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かずくんさん：ありがとうございます。今回の「教則本からはじめよう#5」の話と重なりますね。考えていることはみんな同じということでしょうか。アコギの上手な人と知り合うのは難しいでしょうね。永遠のテーマです。答えはありません。一番手っ取り早いのはギター教室やサークルに行くことでしょうか。ギターが好きな人が集まっている場所へこちらから出向きましょう。YouTubeでコメントを残す手もありますが、知り合いになれるかどうかは懐疑的です。
「ステップアップ練習曲/うれしいひなまつり」
ステップアップ練習曲から「うれしいひなまつり」です。
もうすぐひな祭りですね。
子供のころは、この曲を聴くたびに「暗くてイマイチな曲だな」と思っていたのですが、大人になると「日本的な響きと旋律でいい曲だな」と感じるようになり、気に入っています。
ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
TAB譜と解説はこちらからどうぞ。
練習曲「うれしいひなまつり」 ソロギターで弾いてみよう
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