ハンディレコーダーによる一発録り
記録にはSDカードなどのメディアを使うことが多いです。
ハンディレコーダー自体で簡単な編集をできるものもありますが、各メディアから波形編集ソフトに取り込んで編集することをお勧めします。
ハンディレコーダーを購入すると、簡易の音声編集ソフトが付属してくることが多いようです。
分割や部分削除などの簡単な編集ができます。
音圧の調整、前後のフェード処理などがありますので、最終的にその辺りを編集したほうが良いでしょう。
ハンディレコーダーに内蔵されているマイクで録音するとき
ハンディレコーダーは1/4インチのネジ径が多く、カメラ用の三脚に取り付けられるようになっています。
カメラ用の三脚が無い場合は、ネジ径の変換ネジを使うことでマイクスタンドにも取り付けられます。
マイクの固定は「良い録音」に必要ですので検討してください。
アコースティックギター1台を録音するとき
基本的なことは「マイク録音、マイキング」で説明しましたので、そちらをご覧ください。
ほとんどのハンディレコーダーはステレオマイクが搭載されていますので、広がりと立体感のある音で録ることができます。
弾き語りやアンサンブルを録音するとき
練習スタジオなどで練習の成果を確認するために録音することがあります。
結婚式の余興も録音するといいです。(ムービーが多いかな)
そんな時はこの方法が一番楽ですね。
方法としては、弾き語りであればギターとボーカルのバランス、アンサンブルやバンドであれば全体のバランスを、ヘッドホンで確認しながらマイキングします。
屋外で録音するとき
滅多にありませんが、学園祭などの野外イベントやフィールドレコーディング(川や車など自然音の録音)などが考えられます。
ローカットフィルター(ハイパスフィルター)が付いていればONにすることで、風や周りの雑音を軽減できることがあります。
やってみて音がスッキリするようであればONにします。
ウィンドスクリーンもフカレに効果的です。
外部のマイクを使うとき
マイク入力に対応していれば、直接マイクを接続できます。
Line In端子が付いていればミキサーなどのマイクプリアンプを経由して接続できます。
外部のマイクを使うときは、練習スタジオで数種類の楽器を同時に演奏し、ミキサーでミックスした音を録音するときです。
ミキサーのLine Out端子等からハンディレコーダーのLine In端子に取り込みます。
ミキサーでエフェクターをかけたり、各楽器の音量バランスや定位を決めたりできますので、レコーダー内臓のマイクで録音するより細かい調整ができます。
エレアコ(ローインピーダンス)からハンディレコーダーのLine In端子に接続すれば、そのまま録音できます。
インスト曲をエフェクターなどで音を作りこんでライン録音するときは、ハンディレコーダーでの録音もアリです。