YamahaのTransAcoustic Guitarをご存知でしょうか?
かなり革新的なアコギです。
このギターは、外部のアンプやエフェクター等を使わずに、まるでアンプやエフェクターを使っているかのようなサウンドをギター本体だけで、ボディから鳴らしてしまおうというものです。
Yamahaもすごいことを考えたものですね。
構造的にはピックアップで拾った音をプリアンプでエフェクターをかけて、アクチュエーター(加振器)からボディに振動を伝えて、生音にエフェクト音を加えるようです。(たぶん間違っていないはず・・・)
このアクチュエーターにYamahaの独自の技術が使われていて「TransAcoustic」といいます。
たぶんですが、素人の私が察するに、この技術がかなり難しいのではないでしょうか。
エフェクターは2種類のリバーブ(Room/Hall)とコーラスです。
ラインナップはLLサイズの「LL-TA」、小さめLSサイズの「LS-TA」、メーカー希望小売価格でどちらも150000円です。
実は今年の4/15・16に開催されたサウンドメッセin大阪2017のYamahaのブースに、このギターが展示されていました。
弾きたかったのですが、混んでいたのと、時間もなかったという理由でスルーしてしまいました。一度弾いてみたいのですが、残念です。
Yamahaのホームページにもあるように、電源やコンパクトエフェクターなどの機材がなくても、エフェクトがかかった生音(ちょっと変な表現だな)を得られるので、お手軽にリッチなアコギ演奏ができそうです。
やはりリバーブがあると気持ちよく弾けますもんね。
それにしても技術の進歩はスゴイ!
デモ音源
40sあたりでリバーブをONにしてます。
1分30秒あたりでコーラスをON。
1分45秒で「外部のアンプは使ってない」、1分50秒で「外部のエフェクターは使ってない」と字幕が出ます。
ほんとうに外部のエフェクターで音を作っているように聞こえますね。
すごいです。
さらに詳細を知りたい方はYamahaのホームページで確認してください。
リンクを貼っておきます。
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/guitars-basses/ta-guitars/