結論から言いますと、左手の爪は短く切ってください。
左手の爪が長いと弦がうまく押さえられず、ちゃんと音が出ません。
ではどのくらい切ればいいかということですが、初心者はできる限り短いほうが速く上達します。
もちろん深爪をする必要はありません。
また女性の方でネイルなど指を綺麗に飾っている人がいます。
確かにおしゃれで私も個人的には大歓迎なのですが、ギターの上達という面からすると、これは都合がよくありません。
では右手はどうでしょうか?
これは演奏スタイルにも関係してくることなので一概には言えませんが、自分の一番弾きやすい爪の長さというものがあります。
私の場合、こんな感じです。
この状態が一番弾きやすいのです。
私はフラットピックを使わず右手の指で弾くことが多いので、右手の爪の長さには気を使っています。
経験上、私にとってこれぐらいの長さが弾きやすいというものなので、皆さんにあてはまるかどうかは分かりません。
一般的に長さには決まりはなく、人によって様々です。
長さを決めるポイントとして、
①キレイな音がでる ②大きい音がでる ③弾きやすい
といったことが考えられます。
また指で弾いていると爪が減ったり割れたりしますので、常にケアする必要があります。
右手の爪のケアはクラシックギターの世界でも行われています。
特にスチール弦はナイロン弦に比べ硬いので、十分気を使う必要があります。
爪の保護のためにマニキュアをしている人もいます。
爪きり、爪やすりにこだわるギタリストも大勢います。
押尾コータローさんはスカルプチャ(ネイル)をして爪が割れないように保護しています。
右手に関してはこちらも参考にしてください。
アコースティックギタリストのためのネイル知識(スカルプチャー)(つけ爪)
アコギ上達のためには自分にあった爪の長さを把握し、ケアを常にしておくことが大切です。