メジャーコードの構成音は音程定規の P1 M3 P5 でしたね。
それでは長3度の「 M3 」の部分を、短3度の「 m3 」に置き換えてみましょう。
P1 m3 P5 です。
音程定規のP1をCに合わせます。このP1に当てはまる音がルート音(ベース音)でしたね。
次に、P1 m3 P5 の音名を読み取ります。C Eb Gです。
このときのコードネームを Cm(シーマイナー) と呼びます。
ルートの音名と小文字のmを使って表します。
覚えましょう。マイナーコードの構成音は P1 m3 P5 です。
メジャーコードとの違いは3度の音が「長3度(M3)」か「短3度(m3)」かの違いだけです。
3度の音はメジャーかマイナーかを決める音になっています。
ダイアグラムを見てみるとすぐ分かります。3度の音が半音下がってます。
さらに、6弦開放はEですのでCmの構成音ではありません。
従ってCmを弾く時、6弦開放は絶対に弾いてはいけないということが分かります。
マイナーコードも全部で12個です。
Cm C#m Dm D#m Em Fm F#m Gm G#m Am A#m Bm です。
AとAm DとDm EとEm の違いなど考えてみると面白いと思います。
各コードの構成音を音程定規で確認してみてください。
まとめ
マイナーコードの構成音は P1 m3 P5
メジャーコードとの違いは3度の音
マイナーコードも全部で12個