ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡やクラシックを中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
練習のコツついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
演奏動画
TAB譜
●楽譜のダウンロード:HungarianDancesNo5.pdf
解説、ポイント
今回は「ハンガリー舞曲 第5番」を使って練習します。
練習曲ということで、有名な箇所を弾いています。
キーはF#mで、2ndのみCapo2 , Play Emです.
テンポは速いところで、140くらいで弾いています。
この曲には様々なアレンジがあり、テンポもそれぞれですが、一般的なアレンジを心がけました。
1stギターはCapo0のF#mでメロディを、2ndギターはCapo2のEmで伴奏を、弾きました。
1stギター
速いフレーズがありますので、難しければテンポを落として練習してください。
速いフレーズを弾くには、日々の基礎練習が欠かせません。
音階やクロマティックなどをやりましょう。
ゆっくりのテンポから始め、技量によって少しずつテンポアップします。
初心者は「すぐに弾ける○○」「○○の弾き方」のような必殺技を求めがちですが、「急がば回れ」「質より量」が正解だと考えています。
必殺技はありませんが、もちろんいくつかのコツはありますので、他の書籍やサイトを参考にするのもいいでしょう。
2ndギター
Em、Am、B7、Cなどの基本的なコードが多いので、初心者にも押さえやすいでしょう。
右手は、所どころ16分音符をスリーフィンガーで弾いていますが、難しければ8分の刻みで弾いたり、ストロークで弾いたりしてもいいでしょう。
「ハンガリー舞曲 第5番」について
ヨハネス・ブラームス作曲です。
個人的にはオーケストラ版よりもピアノの連弾が好きです。
演奏される調もそれぞれで、今回はピアノ連弾と同じF#mで弾きました。
この曲には思い出があります。
というのも、小学生の学芸会で、みんなで合奏しました。
なんせ小学生なので、使用楽器はハーモニカや、カスタネット、トライアングルなどでした。
ピアノが弾ける子はアコーディオンをやっていましたね。
そんな中、私は木琴を担当しました。
今から思えばマリンバでした。
マリンバを担当したのは私だけでしたし、演奏が難しく先生に怒られながら…ではなく、厳しい演奏指導のもとでやった記憶があって、当時のことを今でもよく覚えています。
そんな思い出の曲です。