アコギな雑談 第102回 リードギターについて 2021/3/30
「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
皆様からのメールを中心にサイト管理人が日々思っていることを発信しています。
今回のテーマ:●リードギターについて
雑談
今年も四分の一が終わりました。
3/29(月)に録音しています。
暖かくりましたね。
予報では最高気温が24℃まで上がるようです。
もう夏と言ってもいいかもしれませんね。
桜も全開です。
散歩に行きますと桜だけでなく、いろんな花がキレイに咲いています。
散歩に出かけては写真を撮って帰ってくるという、完全なオジさんスタイルを慣行しております。
前回のアコギな雑談で風邪をひいたと話しました。
それはすっかり良くなりました。
実は2週間ほど前に定期検診を受けていました。
その結果を聞きに医者に行きました。
おかげさまで、異常なしとのことで安心しています。
少しコレステロールが高いといわれましたが、それほど気にすることはないようです。
この歳になると、検診の結果を聞きに行くだけで、心中ドキドキしてしまいます。
ひと昔まえは「またやるの~」とうい感じだったのですが・・・。
皆さんも健康に気を付けてアコギライフを楽しんでいただきたいと思っています。
メール・コメント紹介
●匿名さん:リードギターはどうやって練習するんですかね、と前回のアコギな雑談に対していただきました。
ちょっと質問がバグっとしていて、よくわからないところもありますが、運指・フィンガリングのことか、アドリブについてなのか・・・。
まぁ、ざっくり答えます。
このアコギな雑談でもこれまでに「4月からアコギをはじめる人へ」や「教則本からはじめよう」というコーナーをやっていきました。こういったものがきっかけになってアコギをはじめてくれたらいいな、との思いからです。
他の教則本でも、初心者向けの内容は、ドレミファソラシドや基本的なコードなどからから練習が始まると思います。
リードギター、ギターソロというのは、例えば前奏や間奏でギターパートが前に出てきてピロピロ~と弾くやつです。確かにカッコいいし目立ちますね。
リードギターに関して言えば、そのための教則本はあまり存在していないと思います。あるとすればアドリブのためのものが多いように感じます。
リードギターというタイトルのものは見かけませんね。
やはり、体系化しにくいのでしょう。
なので、ヒントとしまして少しだけ書きます。
最初にスケールです。スケールには多くの種類があります。もちろん全部覚える必要はありません。
初心者にとって重要なものは、ダイアトニックスケールですね。いわゆるドレミファソラシドです。テンポをキープして弾く練習をするといいでしょう。詳しくは他の指南書に譲ります。
スケールで言えば、ペンタトニックスケールも頻繁に登場します。ロックやポップスでは必須です。
まずはこの2つを押さえます。
次に、コードトーンを弾く練習。例えばCというコードはドミソですが、このドミソでフレーズを弾く練習です。これも詳細は他に譲ります。
とは言っても、初心者にはわかりづらいと思いますので、もっと端的に言うと、自分の好きな曲のフレーズを弾く。楽譜を用意してそれが弾けるようにする、ということです。
これが練習と言えるかどうか微妙ですが、弾ける曲が増えると楽しくなるので、リードギターが加速的に上達します。
そしてそのころになると、私の体験談ですが、教則本が目に留まるようになりまして、もっとカッコいいフレーズを弾きたいな~というところから、アドリブを意識した教則本で練習するようになりました。
ひたすら○○アドリブ、アドリブ○○虎の巻・・・などなどですね。
しかし、残念ながら、この手の教則本は私にとって結構苦痛で最後までやり切ったことはありません。気が向いた時だけとうい感じです。
方法としては、こんな感じでしょうか。
それでも、こういったことを繰り返していると(私の場合30年くらい)、そのうち指クセ、手クセ、引き出し、パターンが増えてきます。
これがアドリブにつながってきます。
結局は何でもいいから練習量ということになってしまいますね。
なかなか説明が難しいですね。
ちなみにアドリブは即興演奏のことで、その場で作曲しながら弾きます。
たまに、どうやったらカッコいいアドリブができますか、と聞かれますが、カッコいいアドリブは簡単にはできないよ、が答えです。
前述のとおり、アドリブでなくてもリードギターを弾くにはそれなりに練習が必要です。しかもその場で作曲しながら弾くのがアドリブですから難易度は高くなります。
では、その場でなくて、ゆっくり一週間考えていいのでカッコいいフレーズを弾けますか?と言われたらどうでしょう。自信を持ってカッコいいフレーズができましたと言えるでしょうか。一週間考えてもカッコいいフレーズはなかなか出てきませんね。一週間考えても弾けないのに、その場で弾けるはずがありません。
このような違いがあるので、リードギターとアドリブというのは分けて考えたほうがいいと考えています。
いずれにしても奥が深い話です。
アコギに限らずどの楽器でも同様でしょう。
だからこそ楽しいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。
練習のコツやライブついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
ステップアップ練習曲 / 花
ステップアップ練習曲から「花」です。
滝廉太郎大先生です。
桜が咲いていますのでこの曲を選びました。
この曲を題材に以下の記事を書いています。
練習にお役立てください。
ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
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よろしくお願いします。
ソロがきまると超気持ちいいんだよな