いつもはYouTubeにラジオ風「アコギな雑談」をアップしていますが、今回は文書で更新します。
いろいろありまして、録音と編集ができない状況です。
そのうち、復活すると思いますので、そのときはよろしくお願いします。
子供の習い事
先日、知り合いのお子さんのことで次のような相談がありました。
男の子でピアノを習っているが、どうも嫌々行っているらしい。
どうしたものか。
この男の子の気持ちはわかる気がします。
というのも、同じような経験があります。
私も小学生のとき、そろばんや水泳などやっていました。
私の場合、嫌だったのは水泳。
水が怖くて顔も浸けらず、風呂で練習させられ記憶があります。
「それじゃあ、いけない」というで、親が私に水泳教室を勧め、私も最初はその気になって通っていました。
でも所詮子供が考えることですから、最初はその気で習いはじめてもすぐに嫌になってしまうものです。
幸か不幸かわかりませんが、私はカナヅチではなく、25mくらいならクロールと平泳ぎで、何とか超ゆっくりだけど、泳ぐことができます。
嫌々でも水泳教室に通ったおかげで、カナヅチではないので、結果的に良かったと、大人になった今は思えます。
私の妹は小学生の時にピアノを習っていましたが、大人になった現在ピアノを弾いているところを見たことがないし、弾けないと思います。
私は楽器を習った経験がありませんが、高校生のときにアコギをはじめて30年以上趣味で弾いています。
いろいろなパターンがあって難しいですね。
30年以上も同じ趣味が続いている私は幸せなのかもしれません。
親が用意した環境が子供に影響を与えるのは必然ですが、習い事がその子の為になるかは、大人になるまで答えが出ないでしょう。
この男の子も大人になって、ピアノを習ってよかったと思うか、ピアノには嫌な思い出しかないと思うかは、今のところ誰にもわからないと思うのです。
正解がないので親御さんもどうしていいかわからないのでしょう。
それぞれの家庭で教育方針があるので私からは何とも言えませんが、「○○コンクールで優勝を目指そう」「○○音大に入ろう」などの英才教育でないのなら、それほど神経質にならなくてもいいのではと思います。
アコギを楽しみながら練習する方法
私の水泳のときのように、親にやれと言われたら子供はやらざるを得ないので、それなりに上達します。
しかし、大人になると自分の行動は自分で決められるので、「やりたくない」「仕事が忙しい」「まぁ、今日はビールでも飲もう」なんて日が続くと、もちろんアコギは上達しません。
そこで、私なりの「アコギを楽しみながら練習する方法」を書きたいと思います。
友達と一緒に練習する
自分一人で練習のモチベーションが維持できない人は、他人を巻き込みましょう。
これが一番手っ取り早い方法です。
自分の周りにアコギ弾きがいるのが理想ですが、いなくても構いません。
カラオケの好きな同僚で十分です。
歌やタンバリンで参加してもらいましょう。
もちろんベースやピアノなどの他楽器でもOKです。
一緒に練習する人、付き合ってくれる人を見つけたら、曲や練習テーマを決め、一緒に練習する日時を約束します。
これだけです。
他人と約束をすることが、最大のポイントです。
他人と約束をすると、いやでも練習します。
気の合う友人なら間違いなく楽しいでしょう。
そのほか、バンドを組んだり、ギター教室に通ったり、人と関わる方法はまだあります。
いずれも楽しく練習を続けられるでしょう。
自分に合った方法を速く見つけてください。
ネットを活用する
また家に居ながら他人と関わる方法として、インターネットを利用する手もあります。
YouTubeやTwitterに動画などをアップして、ギター仲間と交流してもいいでしょう。
練習風景でも何でもいいので、とにかく何かを発信します。
徐々に反響があり、仲間も少しずつ増えると思います。
スマホ片手に、気軽にできるのがいいですね。
その他
ライブや本格的なレコーディングなどに挑戦することも、やりがいがあって面白いと思います。
ただし、初心者がライブの計画を立てても、なかなか上手く行かないかもしれません。
目標を設定することはいいことですが、いきなり大きな目標を立てて実行できないと意味がないので、無理のない範囲でやることがコツですね。
自分のペースにあった目標を立てましょう。
その他、皆さんのナイスな方法があったら教えてください。
練習のコツやライブついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
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