「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
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今回のテーマ:●m7thとM7th ●「おもちゃの兵隊のマーチ」
m7thとM7th
前回はm3とM3の違いについて話しました。
3度の音程にはm3(マイナーサード)とM3(メジャーサード)の二つがありますが、この二つの音がマイナーコードとメジャーコードの違いになっています。
ということで、前回の動画を改めて確認したのですが、とても分かりにくいですね(泣)・・・
「何を言っているかよくわからない」「何を言っているんだ、この人は」と、私自身も聞こえてしまいました。
話している私がわからないのですから、初めて聞いている人はわからなくて当然という心配をしています。
これまでのアコギな雑談で話した内容は、時間のある時にまとめ直して再度動画にしてアップするつもりですので、当分の間はこのやり方で行きたいと思っています。
もう少し辛抱してください。
また、初心者の方で、度数についてわからない方は以前の「アコギな雑談」を見直してください。
今回はm7とM7についてです。
3度と同様に、7度の音程にもm7(マイナーセブンス・短7度)とM7(メジャーセブンス・長7度)の2種類があります。
日本語ではそれぞれ短7度、長7度といいます。
単にセブンスと言うと、m7のマイナーセブンスのことを指します。
3度ずつ音を重ねたものが和音・コードであり、これまでは1、3、5度の音を重ねてきました。
このような和音を三和音と言います。
この三和音に、さらに3度上の音を重ねます。
例えば、コードCは1度=ド、3度=ミ、5度=ソです。
「5度=ソ」から見て3度上の音は「♭シ」になります。
この「♭シ」は「1度=ド」から見ると7度上の音になります。
重ねると、
1度=ド、3度=ミ、5度=ソ、7度=♭シ
という和音になり、これをC7(シーセブンス)と呼びます。
4つの音でできた和音なので、このような和音を四和音と呼びます。
具体的には、
セブンスコード、メジャーセブンスコード、マイナーセブンスコード、マイナーメジャーセブンスコード
といったコードになります。
「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」に出てくる10個のコードでいうと、E7とB7になります。
弾いてみましょう。
※演奏
●E7とB7
こんな感じの響きになります。
もう少し詳しく見ていきます。
コードCで考えます。
●C7
1、M3、5度にm7が入ります。
●Cm7
1、m3、5度にm7が入ります。
●CM7
1、M3、5度にM7が入ります。
●CmM7
1、m3、5度にM7が入ります。
まとめると、
三和音のCやCmに、m7、M7が入ったコードということです。
具体的には、例えば次のようなコード進行があります。
C→CM7→C7→F・・・
Cm→CmM7→Cm7・・・
クリシェと呼ばれるものです。
クリシェについては、また今度ということで。
セブンスコードは頻繁に出てきますので、ぜひ弾けるようになってください。
まずは「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」のE7とB7を弾けるようにしてください。
練習のコツやコード理論ついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
ステップアップ練習曲「おもちゃの兵隊のマーチ」
ステップアップ練習曲から、おもちゃの兵隊のマーチです。
ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
TAB譜と解説はこちらからどうぞ。
練習曲「おもちゃの兵隊のマーチ」 ソロギターで弾いてみよう
キューピー3分クッキングで有名ですね。
初心者の練習曲としては、ちょっと難しいかもしれません。
興味のある方は一度チャレンジしてみてください。
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