「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを発信しています。
今回のテーマ:●教則本からはじめよう
雑談
前回のアコギな雑談で一通のメールを紹介しました。
その続きになります。
そのメールは、インターネット上のコンテンツでアコギは上達するか、という内容でした。
インターネットのコンテンツといっても様々で、YouTubeもあればギターサイトもあります。
いずれにしても、ネットのコンテンツでアコギの上達が可能かどうか、いろいろ考えた結果、今回から新しいコーナーをスタートすることにしました。
という内容で、数回にわたり考えてみたいと思います。
教則本からはじめよう
題して「教則本からはじめよう」です。
いきなり結論のようなタイトルになりましたが、そのメールでは単にネット中心にして練習したいとのことでしたので、「練習さえすれば、できますよ。上達するでしょう。」と前回いいました。
ただし、それが最短の方法かというとどうでしょうか。
ネットは手っ取り早く取り組めるかもしれませんが、最短の時間で上達できるかは疑問です。
最短で上達する方法は、というと、ギター教室なんじゃないかと思っています。
では、ギター教室に行かないと練習できないか、上達しないかと言われればそうでもありません。
こういったことを考えていきたいです。
ということで、今日は導入の部分だけになります。
私のところに問い合わせが来ます。
ネットだとよくわからないという声が実は多いのです。
逆にネットだからよくわかるという声もあります。
YouTubeの優良なコンテンツは、あたかもオンラインギター教室みたいになっていますからね。
理由を考えましたが、やはりネットコンテンツは体系化されていないものが多いということでしょうか。
例えば、Cというコードの押さえ方という特化したコンテンツ・説明がありますが、情報が余りにも断片的すぎます。
今日からアコギをはじめる初心者は「Cが押さえられると、いいことあるの?」「Cのコードはいつ押さえればいいの?」「子の練習はどのくらい重要なの?」となってしまうのです。
初心者は右も左も分かりませんからね。
なんをするにしてもメリットとデメリットがありますから、そのあたりのところを話していけたらいいかなと思っています。
タイトルが「教則本からはじめよう」になってしまいまして、
アコギを一度も弾いたことがないというホントの初心者は、教則本を1冊買ってパラパラとめくってみることを勧めます。
教則本にもメリットとデメリットがあり、教則本の使い方という話もあります。
1ページ目から順に練習するという使い方はお勧めできません。
とりあえずパラパラめくってください。
そして、教則本は必ず手元に置いてください。
そんなわけで、「教則本からはじめよう」というタイトルを付けました。
少しずつやっていきたいと思います。
お楽しみに。
メール・コメント紹介
●匿名さん
変則チューニングについての質問ですね。以前のアコギな雑談で「春の海」を変則チューニングで弾きました。アコギのチューニングもいろいろです。一般的なチューニングは皆さんご存じのスタンダードチューニング、レギュラーチューニングと呼ばれるものです。6弦からEADGBEです。
それ以外のチューニングを変則チューニングと呼びます。例えばレギュラーチューニングの6弦を1音落としてDADGBEとするドロップDというチューニングが有名です。
変則チューニングを使う理由は、その方が弾きやすいからです。初心者はイメージしにくいですね。
またオープンチューニングというのもあります。これは、どこも押さえずに開放弦をジャラーンと弾いたとき何かのコードになっている、というチューニングです。有名なのはオープンDやオープンGと呼ばれるチューニングです。
前回の「春の海」で使ったチューニングはDGDGADでEsus4のコードになっています。
●かずくんさん
GOTOアコギだな、といただきました。そうですね。家に閉じこもってアコギを弾くわけですからそのどおりです。いいネーミングですね。これをきっかけに、みんなでアコギを練習しましょう(笑)。
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