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ノイズ対策

その他のノイズ対策

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その他のノイズ対策

その他のノイズ

アコギのレコーディングでは、アコギ以外の音は全てノイズです。
その他、考えられるノイズを書きます。

パソコンのファンの音、ハードディスクのカチカチいう音

マイクの向きを変えたり、ローカットフィルターを試したりしてみます。
パソコンに毛布や段ボールをかぶせるというのも手です。

パソコンのタワーを別の部屋に隔離している人もいます。

エアコンの風の音

気になるのであれば、録音時はエアコンを切るようにします。
ローカットフィルターを試してみます。

エアコンは電気的なノイズの発生源でもありますので、なるべく録音時は切った方がいいでしょう。(夏の宅録は大変です。)

携帯電話の着信音

携帯電話は電源を切ります。
マナーモードはいけません。携帯電話の着信時に「ブッ、ブッ、ブッ、ブー」というノイズが発生するので、必ず電源OFFにしてください。
固定電話も着信音が鳴らないようにしておきます。

呼び鈴

「宅配便です。ハンコください」や「回覧板です」など、レコーディングしているときに限って、いつもは滅多に来ない客が来ます。

「ピンポーン」という音がノイズになるだけでなく、一気にモチベーションが下がります。

足でリズムを取る、椅子がキシキシいう

足で床を叩いてリズムをとっている音、座っている椅子や足台がキシキシと鳴る・・・などノイズになります。

このノイズは一人で録音作業をしていると結構あります。
しかも演奏に集中していると、その場では気づきにくい所が厄介です。
後から聞いてみたらノイズになっていたというパターンです。
最初からやり直しになることが多いので、要注意です。

録音前に何らかの対策をしてください。

フィンガーノイズ、ピックがボディに当たる

これをノイズと言っていいかどうかは難しいのですが、あまり耳障りになるのであればノイズです。

フィンガーノイズはマイクの向きを変えることで対処します。
波形編集でもオートメーションを書くことである程度対応できますが、できればレコーディング時に対策を打つとMIXでの作業が楽になります。

ピックがボディに当たる音が気になるのであれば、当たらないように演奏するしかありません。

弾き終わってから5秒は静止する

初心者は弾き終わった後、安心するせいか、すぐに動いてしまってその音がノイズになります。
特に、曲終わりで編集に困ることが多いです。

例えば、CDなどは「ジャラ~ン~~~~~~~~~~~~」と最後の減衰音まで聞かせてから曲が終わります。
しかし、「ジャラ~ン~~~ガタッ~~~ゴトゴト~~~~~」という録音の場合、減衰音を聞かせて終わることができません。
もちろん編集もできませんので、途中で「バサッ」と切ってしまうしか方法がありません。

アコギの録音は、こういったことを考えて録音するようにするといいでしょう。

外から入ってくる雑音

車や工事の音が録音されてしまっては、全てが台無しです。

防音対策」でお話しします。

モニタースピーカーとヘッドホン

いかにノイズを見つけるかということは、音楽制作において重要です。
スピーカーやヘッドホンを変えてみたら、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになる、ということはよくあります。

音色を決める際にもモニターの重要性を書きましたが、良い録音や音楽制作のためにスピーカーやヘッドホンは品質の良いものを使いたいです。


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