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あなたは天才ギタリスト!?、凡人ギタリスト!?

アコギが上達する人としない人の差はここだ!

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あなたは天才ギタリスト!?、それとも、凡人ギタリスト!?

世の中に天才と呼ばれる人は存在する

世の中に天才と呼ばれる人が存在することは周知の事実です。
アコギも同じで、今日初めて手にとった人がメキメキと上達し、数年後にはプロの世界で才能とセンスを認められ、世界を股に掛けて活躍する人もいます。

あたりまえですが、私は「天才」ではありません。
私は凡人ですが、強いて言うなら「タダの凡人でなく、それなりに努力する凡人」です。
そしてそれなりに努力をすると、凡人と天才の両者で、少しだけ専門的な会話ができるようになることも知っています。

抽象的な表現はやめて、わかりやすく具体的にいきます。
●「自分を表現するのが音楽というのものだ」
●「型にハマることなく自由にプレイをしよう」
●「やりたい曲を見つけ、そのための練習をする、その方が効率的だ」
●「目標から考えて、いま何の練習をすべきか、どのように練習をするべきかを考えると早く上達する」
●「目標に向っていれば、方法は関係ない」
・・・のようにいう人がいます。

これらは天才の考え方です。
全くそのとおりで、否定できません。

しかし、今日からアコギをはじめたばかりの初心者がこの言葉のように実践しようと思っても無理でしょう。
なぜなら、「目標を達成するための練習って何をすればいいの?」となるからです。
当然、初心者は右も左もわかりません。

つまり、目標の曲やプレイが弾けるような最短の練習法を選択したいけれども、その選択肢が見えない状態なので何をしていいかわからず、ひとつも身になりません。
選択肢が見えていれば誰もがそのとおり練習し、すぐに上達するはずです。

アコギ初心者が、型にハマることなく自由にプレイできたり、目標から考えて練習法を見つけるという考え方ができたりするのは「天才」だけです。

おいしいカレーを作る友人

私にはとてもおいしいカレーを作る友人がいます。
近所のカレー専門店に引けを取らないくらいの腕前です。

どのようにして覚えたのか尋ねたところ、いろんなレシピを研究し、試行錯誤して完成させたそうです。すばらしいですね。
その根性、執念、熱心さ、モチベーションの高さ、目標達成能力・・・には驚かされるばかりです。

こんなにおいしいカレーを作れるのだから料理が得意なんだろうと思いましたが、そうではありませんでした。
彼は、ゆで卵の作り方も知らないのです。(作り方は生卵を10分間ゆでるだけ。それくらい私でも知っている。)

そして、彼がおいしいカレーを作ろうと考えた理由を聞いて、私とは違うタイプの人間だと思いました。
その理由は
●「来客者に振舞うと、必ずおいしいと言ってくれる」
●「彼女が喜び、スゴイね♡と言ってくれる」
ということでした。

つまり、彼が興味を持っているのは、スゴイね♡と言ってくれる「人」であって「料理」そのものではないのです。
人を喜ばせたいから料理を研究し、その過程でおいしいカレーのレシピが完成されたという話を期待したのですが、人に誉めてもらって自分が喜びたいタイプだったのです。

そんな彼は天才でしょうか、凡人でしょうか!?

あなたは天才ですか? 凡人ですか?

先ほども書きましたが、私は「タダの凡人でなく、それなりに努力する凡人」です。
私は幼少のころから、人より少し努力をすれば何とかなるという体験を、いくつかしていました。
例えば、部活動や受験などです。大した体験ではありませんが・・・。

この考え方が良いのか悪いのか分かりませんが、すでに47年経ちました。
私がギター弾き始めた高校時代も同じ考え方でした。
「俺は天才じゃない」「それなりに努力すれば何とかなる」「少しの頑張りが実を結ぶ」というものです。

ですので、私はアコギの教則本を買ってきて、基本から学ぼうと思いました。
私は「それなりに努力する凡人」を自負しているので、それしか選択肢がなかったのです。
それを2年ほどかけてやり切り、完全にマスターしました。
その教則本は今から思うととても簡単な内容で、ストローク、アルペジオ、スリーフィンガーを中心に、当時の流行曲を弾くというものでした。
もちろん、そのころDVDもYouTubeもスマホもありませんよ。
ひたすら教則本と、にらめっこでした。

このように私は教則本をマスターするという戦略を選びましたが、同じころアコギをはじめた友人は「乾杯/長渕剛」を文化祭で弾くという目標を立て、その一曲をコピーする戦略を選びました。
実際、文化祭での友人の歌う「乾杯」は「スゴイ~、すてき~♡」の歓声とともに拍手喝さいを浴び、一躍ヒーローになりました。

はたして彼はアコギを弾けるようになりたかったのか、おいしいカレーを作る友人のように「スゴイ~、すてき~♡」と言われたかっただけなのか、その両方なのか…。

もしあなたが天才であれば・・・
今すぐ、このサイトを閉じてギターを弾いてください。
数年後には世界中にあなたの名前が知れわたっているでしょう。

もしあなたが努力する凡人であれば・・・
私のように基本的なことからコツコツやるのがいいと思います。
基本を覚えると応用が効くようになります。
教則本でも、DVDでも、YouTubeでも、なんでもOKです。
「アコギの基本ってナニ?」と思うのであれば、このサイトを一読ください。
このサイトは「それなりに努力する凡人」向けに書いてあります。

もしあなたが、「おいしいカレーを作る友人」タイプであるなら・・・
弾きたい一曲を完全マスターしてください。

どれが正解ということはありません。
どれも正解です。
私は凡人なので、アコギを楽しむために基本からやった、それだけの話です。

あなたは天才ギタリスト!?、それとも、凡人ギタリスト!?

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