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音楽全般のこと

【アコギの種類】こんなアコギを知ってますか? ~レキントギター~

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レキントギター

レキントギターをご存知ですか?
先日お盆で帰省した時、父親とギターの話になりレキントギターという言葉が出てきましたので、これをきっかけに少しだけ書きたいと思います。

レキントギターは普通のクラシックギターよりボディサイズが小さいギターで、ネックも短く高音が出やすいように設計されているギターです。チューニングはADGCEAと4度高くします。つまり普通のギターの5フレットにカポタストを付けた状態と同じです。
レキントギターの1弦12フレットはAになり、普通のギターで同じ音を出すには1弦17フレットを押さえなければなりませんので、高音を出すのに有利になります。
そしてなぜか基本的にガット弦で、スチール弦は見たことがありません。
設計上難しいのか、需要がないのか、私が知らないだけなのか・・・すみません、よくわかりません。

クラシックのギターアンサンブルや南米の民族音楽で使われることが多いのですが、日本の歌謡界でも鶴岡雅義さんが弾いています。ムード歌謡というヤツですね。
とはいいつつも、ギター自体が小さく持ち運びに便利なので、音楽ジャンルを問わず人気があるようです。
例えば、YAMAHAにもギタレレという商品がありますが、これもADGCEAと4度高くチューニングしますのでレキントギターと言っていいかもしれませんね。
YAMAHA以外にも製造しているメーカーはあると思います。興味のある人はチェックしてみてください。

YouTube 動画

サウンドハウスの動画です。
「YAMAHA / ミニアコースティックギター GL1」


新堀ギターのYouTubeチャンネルから

アコギをやっている人でも、こういった形のアンサンブルを知っている人は少ないような気がしてます。ここで弾かれているのは全てクラシックギター(アコギ)ですね。
ちなみにこの曲、私がこどものころ見ていた「トムとジェリー」に使われていて、それを思い出しました。

まだまだあります、こんなアコギ

さて、レキントギター以外にも様々なアコギが世の中に存在します。
その一部を少しだけ紹介します。

●アルトギター
アルトギターは普通のギターの7フレット上(5度上)のチューニングをするギターです。
こちらもクラシックのギターアンサンブルに使われます。

●バリトンギター
4度下げたBEADF#Bや5度下げたADGCEAでチューニングします。
バリトンギターと言えば基本的にスチール弦です(ちょっと自信がありません)。アコギもエレキもあります。
ガット弦でギターアンサンブルに使うものはバスギターといいます(これもちょっと自信がありません、すみません)。
いずれにせよ、普通のギターとベースギターの中間的な存在です。
「あれ、このフレーズどうやって弾いているんだろう?」なんてときはバリトンギターだったりします(笑)。

●アコースティックベース
いわゆるベースギターのアコースティック版です。
アコースティックベースギターというこで紹介してますが、カテゴリーとしてはアコギではなくベースになるかも。

カントリー、ブルーグラス、ジャズなどでこのアコースティックベースをあまり見かけませんね。エレクトリックベースやコントラバスが使われることが多いです。
ポイントは4弦(弦が4本)ということです。
チューニングは普通のギターの3~6弦(GDAE)の1オクターブ下です。

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