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アコギな雑談

アコギな雑談 第43回 ピックアップ(Lyric)について 2020/2/11

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「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを5分くらいの時間で、不定期でお届けします。
どうぞお付き合いください。

今回のテーマ:●ピックアップ(Lyric)について

ピックアップ(Lyric)について

今回はアコギのピックアップについて書きます。
最近、ピックアップを買いました。
L.R.BaggsというメーカーのLyricというピックアップです。
定番のピックアップですね。

私はアコギを趣味として35年ほど経ちますが、これまでにいくつもピックアップを買って試してきました。
アコギ用のピックアップには様々なものがありますが、今回のLyricは小さなコンデンサマイクをアコギのトップ版の裏側に張り付けて集音するというものです。
ちょっと、鳴らしてみましょう。

聴いていただくとわかりますが、ストローク、アルペジオ、ハーモニクス、タッピング、ボディヒッティング…どれもいい感じで音を拾っています。
イコライザーや空間系エフェクトで細かく調整すると、さらにいい感じになるかもしれません。
今回は300Hzあたりを少しカットして、リバーブのみをかけています。
生音に近く、さすがマイクで拾っているなという感じです。

アコギのピックアップはピエゾタイプ、マグネットタイプ、コンデンサマイクタイプの3つに大きく分かれます。
それぞれに特徴があり、一長一短です。
このLyricはコンデンサマイクを使ったピックアップですが、非常に生音に近いという特徴があります。
弾き語りやアコギ数台によるアンサンブルなどであれば、とても重宝するでしょう。
まったく問題なくライブやレコーディングをすることができると思います。
ただし、大きな会場でバンド形式で他楽器も含め派手にパフォーマンスする場合は、ハウリングの問題が起こるかもしれません。

そういったときはピエゾタイプのピックアップとブレンドして対応するのがいいかもしれません。
L.R.BaggsでいうとANTHEMあたりを使うことになります。

アコギ本体、ピックアップ、エフェクター、機材のセッティングなどの話は正解がありません。
その場の環境に適した機材がありますし、楽曲によるところもあります。
ケースバイケースで臨機応変に対応することになります。
これらのことは経験が必要です。
私も大きなことは言えませんが、初心者の方でよくわからない、これから勉強していくという方、あるいはとりあえずオールマイティなものが欲しいという方はエレアコがいいと思います。
その辺のことを考えてメーカーが設計開発していますから、間違いないでしょう。
エレアコと少しのエフェクターを用意すれば、ライブ、レコーディングなど、初心者でも容易にセッティングできるので、お勧めします。

このあたりの話は奥が深くキリがありませんので、今回はここまでにしますが、経験や勉強で、やればやるほど理解できる分野ですし、コツがわかるので上手になります。
多少お金がかかるかもしれませんが、それはそれで楽しいですので、趣味の範囲で皆さんもチャレンジしていただきたいです。

また、ピックアップやエフェクターについて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

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