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アコギな雑談

アコギな雑談 第47回 MIDI 2.0の規格書 2020/3/10

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「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを5分くらいの時間で、不定期でお届けします。
どうぞお付き合いください。

今回のテーマ:●MIDI 2.0の規格書 ●メール・コメント紹介

MIDI 2.0の規格書

今回はMIDIについてお話しします。
先月末にMIDI 2.0の主要規格書が決まって、音楽電子事業協会(AMEI)のサイトから無料でダウンロードできるという発表がありました。

私たち、音楽を趣味とするもの、MIDIを扱うものとしては、何がどう進化したのかが気になるところです。
その企画書を読めば、1.0との相違や2.0のメリットが分かるだろうということで、早速ダウンロードしてみました。

そしたら、なんと、全て英語。
イングリッシュでした。
読めませんね。
ん~、残念。

読めば分かるだろう…と思って読みに行ったら、読めないので分かりません…というオチでした。
チャンチャン。
ということで、どなたかが翻訳していただいた他のサイトを参考に話を進めます。

MIDI 1.0は1983年に発表されていますので、37年経ってのバージョンアップということですので、技術的に物凄く進化するはずです。
もちろん使いやすくなるでしょうし、速度も速く、音源などは表現力が豊かになり、より繊細な音楽的な表現も可能になるでしょう。

もう少し具体的に言うと、例えば、ベロシティという音の強弱を表す数値がありますが、現在のMIDI 1.0では0から127までの128段階です。
これがMIDI 2.0では0から65535までの65536段階になるとのこと。
その差512倍の分解能で圧倒的です。
技術が進化すると、表現力の向上につながるのが面白いところです。

さて、アコギ弾きの私たちには、どのような恩恵があるのでしょうか。
MIDI機器ですので、例えば…オーディオインターフェースなどのレコーディング機材、MIDI音源、MIDI鍵盤やフィジカルコントローラーなどの打ち込みハードウェア、MIDIで制御するボリュームペダルやスイッチャーなどでしょうか。

最近のアコギ音源は、一昔前と比べ非常に秀逸になっています。
それでも、たまに「打ち込みかな?」「ホントにアコギで弾いているかな?」と感じることがあります。

しかし、MIDI 2.0になることで、このような事がなくなるかもしれません。
より自然に聞こえるようになる、そのための打ち込み作業も楽になる、そんな風になるかもしれませんね。
人間が感情を込めて弾くアコギより、音源をプログラムどおりに演奏するパソコン君の方がカッコいいなんてことも、あるかもですね。
まぁ、私たちは今より音楽を楽しめることになるので、技術の進化はドンドンしてほしいですし、大歓迎です。

もうしばらくすると、MIDI 2.0に対応した新製品が世の中に登場するでしょう。
MIDI 2.0はMIDI 1.0への後方互換性を備えているということです。
後方互換性とは…MIDI 2.0の新製品はMIDI 1.0の旧製品を扱える・動かせるということです。
つまり、今MIDI 1.0の製品を購入しても問題ないということで、MIDI 1.0が使えなくなるということはないです。

逆にMIDI 1.0の旧製品はMIDI 2.0の新製品を動かせません。
あたりまえですよね。
MIDI 2.0の方が進化しているのですから。

ということで、MIDI 2.0の新製品が早く登場することを楽しみにしています。

メール・コメント紹介

YouTubeにコメントをいただきました。
●チャンネルTO-YOさん:いつもありがとう。「ぴよ―――ん」は、このテーマ曲のイントロのことです。(笑)
●yumizomiさん:「覗かせていただきました♪」とありましたので、こちらも覗き返してみました。
若い女性のシンガーソングライターさんでした。
アコギ1本で弾き語りをされている映像がアップされていて、オリジナル曲もあってライブ活動をされているようです。
また、よろしくお願いします。

メールをお待ちしています

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メールをお待ちしています。
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