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アコギな雑談

アコギな雑談 第54回 とりあえずは練習だ! 2020/4/28

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「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを5分くらいの時間で、不定期でお届けします。
どうぞお付き合いください。

今回のテーマ:●とりあえずは練習だ! ●メール・コメント紹介

とりあえずは練習だ!

前回は「弾き語りの基本はストローク」という内容でした。
「4月からアコギをはじめる人へ」というテーマで始まったシリーズですが、最初の練習は弾き語りが良いだろうということで、今回も続けていきます。

これまでは練習のイメージの話が多かったので、今回から少しだけ詳しくいきたいと思っています。

具体的には、このサイトで「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」という記事がありまして、アコギ初心者に必要な情報はこの内容だけです。
そのように言ってしまうと話が終わってしまうのですが、その記事にあるとおり10個くらいのコードを覚えて、前回のストロークという右手の動きをすると弾き語りができるようになります。
言葉にするとたったそれだけなのですが、たったそれだけのことをやるのに早い人でも数か月、遅い人だと数年かかる内容です。

ご想像できるとおり、うまく行かずに途中で諦めてしまう人が結構いらっしゃいます。
そうならないように、少しずつ練習しようということですが、あまりゆっくりすぎてもいつまでも弾けないので、どんどん先に進みます。

コードを覚えるときのポイントがあります。
例えばCというコードを覚えるとき、ベース音(ルート音)を覚えるようにすることです。
ベース音とはベースパートが弾く音のことで、コードのルート音が主です。
ベース音とルート音は意味合いが違いますが、初心者は同じ音と考えても問題ありません。

コードCのベース音は、C=ド=5弦3フレット、です。
これをきっちり覚えます。
コードGなら、G=ソ=6弦3フレット、
コードFなら、F=ファ=6弦1フレット、
という具合です。

最初に覚えるコードは決まっていまして、「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」に出てくるコードと考えてください。
覚えるというのは、単に押さえる位置を頭で覚えることではなく、弾けるようにするということです。
最初はキレイに音が出なくても大丈夫です。
大丈夫というか、はじめから正確に音を出せる人はいません。

覚えるということは…コード譜にCと書いてあればコードC、Fと書いてあればコードF…と反射的に指が動くようにするということです。

※演奏
ちょっとやってみましょう。
最初はみんな、こんな風に音が出ませんよ。

ここからは言い訳はいりません。
ひたすら練習するだけです。
頭で覚えるのではなく、体で覚えます。
弾けるようになるための必殺技はありません。(コツはあります。また次回に話します。)

車の運転と同じです。
「ブレーキはどこだっけ?」などと言っている場合ではありません。
瞬時に右足が正しいブレーキペダルの位置に来ないといけないのです。

とりあえずは練習です。
訓練です。
筋トレです。
結果は練習量に比例します。

キレイに音が出るようにするための練習はつまらないので、前回のようにベース音だけを押さえてストロークするという方法もいいでしょう。
慣れてきたら、少しずつ押さえる弦を増やしていくというのもアリです。
皆さんが弾きやすいように、とにかく、いろいろやってみてください。

どんな形でもいいので、とにかく練習する、ギターを弾く、弾けないんだけど弾く、ギターと一緒にいる時間を増やす……
それが一番の近道であり、コツです。

そして、ちゃんと音が出ていなくても、弾けてなくても、歌いながら練習してください。
弾き語りですから。
歌いながら練習するのと、しないのとでは、上達に差が出ます。
曲は何でもいいです。
前回やったのは「童謡/もみじ」でした。
コード譜はこちらから

皆さんのお気に入りの曲で結構です。
まずは、コード譜を手に入れてください。
難しいコードもベース音だけを弾いて乗り切りましょう。

これだけで、随分うまくなるはずです。
頑張りましょう。

練習のコツついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。

TAB譜と解説はこちらからどうぞ。
練習曲「もみじ / 童謡」 ソロギターで弾いてみよう

メール・コメント紹介

前回の記事にコメントいただきました
●ケインさん:スリーコードについての質問でした。スリーコードはいつもCFGの3つですか? という質問ですが、違います。スリーコードはキーによって変わります。キーがCのときのスリーコードがCFGです。
初心者にとっては珍ぷんかんぷんですね。まぁ、最初は何を言っているのか分からないと思いますが、そのうち分かるので安心してください。
このあたりを参考にするといいかも・・・です。
#3 音に名前をつけよう

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コメント欄からでもいいですよ。
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radio@ac-guitar.comまでお願いします。
また、メールは今後のラジオで紹介させていただく場合があります。
よろしくお願いします。

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