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音楽全般のこと

ネットを利用した音楽の可能性

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小林幸子さんがすごいことになっている

先日、あるバラエティー番組を見てると、演歌歌手の小林幸子さんが出演しており、その活躍ぶりに驚いてしまいました。何でも小林さんはニコニコ動画で若者から絶大な支持を受け、「らすぼす」の異名をとっているそうです。全く知りませんでした。

初音ミクの「千本桜」を歌った動画が有名だそうで、紅白歌合戦での派手な衣装のイメージが強い「メガ幸子」がネット界でウケたそうです。小林さんが初投稿した「歌ってみた」の動画が、2日あまりで100万回再生を突破したといいますから、ネットの可能性を感じないわけにはいきませんね。
事務所のトラブルから紅白に出場できなくなるなどありましたが、ネットを使って完全復活した形です。

↓いろいろやってますね~。詳しくは、アルスマグナ、小林幸子コラボ曲で“猫ひろし選手”を応援「頑張りますニャー」

私はボーカロイドをバカにしていました

さて、初音ミクと言えば皆さんご存知とおりボーカロイドシリーズのキャラクターですが、発売当初はボーカロイドがこんなにも世の中に受け入れられるとは思いませんでした。

私も発売当初の初音ミクを触ったことがありますが、「こんなものに歌を歌わせてどうするんだ?」と、今から考えれば全くセンスのない、ただのアホ丸出しの考えを持っていました。

ところがどっこい、センスのある人は違いますね~。
今では「こんなもの」と思っていた初音ミクがリアルの世界でライブをやっているのですから…。
まいっちゃいますね~。これもネットの力がなせる業ですね。

初音ミク V4X

ネットの可能性

現在はCDが売れない時代と言われ、音楽業界が縮小傾向にあります。
私も音楽を少しかじっていますので、寂しい限りです。
原因としてはいろいろあるでしょうが、世間で聞かれる音楽が多様化してきたことがひとつ考えられるでしょう。
昔は皆がテレビやラジオで同じ音楽番組を見ていました。皆が同じ音楽を共有していた感覚です。
私も「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」を見ていましたし、紅白歌合戦の視聴率が70%、80%だったというのも頷けます。
情報を得るところが、そこしかありませんでしたからね。

ところがネットが普及すると一気に多様化しはじめます。(あくまでも私個人の感覚ですが…実際にCDなどの音楽ソフトの売上が減少しはじめるのは1999年からで、Windowsが出回ったのは98年です。ですので私の感覚もあながち嘘ではないはずです。)

情報を発信するにも、収集するにも、ネットは大活躍です。
私も最近はテレビで音楽番組を見た記憶がありません。
そこにチャレンジした小林幸子さんはさすがですね。そしてその戦略は大当たりでした。
さすがのNHKもカムバックさせないわけにはいかなかったようです。

みなさんもネットを上手く使えば、上手く行っちゃうかも!? ですね。

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