練習曲「安里屋ユンタ」 伴奏を弾いてみよう
前回の「アコギな雑談 第4回」でお話しした通り、石垣島に行ってきましたので、今回の練習曲は「安里屋ユンタ」です。
本来は三線で弾かれる曲ですので、それをギターで弾いてもちょっと雰囲気が出ませんね。
それでも三線で弾かれる伴奏とメロディを弾きましたので参考にしてください。
残念ながら、私はギターしか弾けませんので、まぁ仕方がありませんね。
キーはAで弾きました。
ギター初心者向けの練習曲ではないですが、難しくはありませんので左手のフィンガリング練習と思って挑戦するのもいいと思います。
余裕のある人は、ぜひ弾き語りしてください。
楽譜のダウンロード:安里屋ユンタ.pdf
「安里屋ユンタ」について
八重山民謡の代表曲です。
石垣島から船で10分ほどのところにある竹富島に伝わる曲です。
もともと伝わる古謡の「安里屋ユンタ」とは別に、それを元にした「安里屋節」や「新安里屋ユンタ」と呼ばれる歌があります。
今回はテレビなどでよく聞かれる「新安里屋ユンタ」を弾いてみました。
この曲はもともと竹富島に実在した安里屋クヤマ(1722-1799)という女性のことを歌ったものです。
「マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ」という八重山の方言が耳に残りますね。
また、ユンタとは八重山列島に伝わる民謡の形式のひとつで、男女が交互に歌う労働歌のことだそうです。
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