練習曲「たなばたさま」 ソロギターで弾いてみよう
今回は変則チューニングのドロップDで弾きました。
6弦からDADGBEとチューニングします。
レギュラーチューニングの6弦をEからDに1音落とした(ドロップした)チューニングです。
なので、キーはDになります。
ドロップDチューニングはクラシックギターでも使われるチューニングです。
ⅠのコードDを弾くとき6弦開放のDが使え、レギュラーチューニングでは表現できない響きが可能になります。
レギュラーチューニング以外のチューニングに興味のある方は、まずドロップDに挑戦すると良いと思います。
今回はドロップDで弾きましたが、オープンDチューニングで弾くと、また違った響きになり雰囲気も変わります。
このように、変則チューニングやオープンチューニングを使うと、音に幅が出るので研究してみるといいでしょう。
星がキラキラと輝く雰囲気を出したかったのでハーモニクス音を使いました。
2弦・3弦・4弦の7フレットでコードD、同じく2弦・3弦・4弦の5フレットでコードGになります。
ぜひ挑戦してください。
楽譜のダウンロード:たなばたさま.pdf
「たなばたさま」について
子供のころから歌っていますが、歌詞の「すなご」の意味が分かりませんでしたので調べました。
すなごは砂子と書きます。
色紙やふすまに用いる金銀箔の粉のことです。
お星さまがきらきらと砂子のように輝いているということですね。
「おほしさま~きらきら~♪」のメロディがとても気に入っています。
妙に歌詞とメロディが合っていて、笹越しに満天の夜空が輝く映像を思い浮かべます。
歌詞とメロディとアレンジが一体となったとき、心が動かされることに気づきます。
こんな曲が自分にも書けたらな~と思ってしまうのです。