「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
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今回のテーマ:●「かえるの合唱」を弾こう#2 Am7(9)について
雑談
6/1です。
梅雨ですが、いい天気が続いています。
大した話題もないので、早速、次のコーナーに行きたいと思います。
「かえるの合唱」を弾こう#2 Am7(9)について
Am7(9)というコードがありまして、初心者は???となるかもしれません。
少し説明したいと思います。
理屈、仕組みを覚えるのに時間がかかるかもしれませんが、すぐに慣れます。
頑張りましょう。
まずはpdfファイルをダウンロードしてください。
練習曲「かえるの合唱」 ソロギターで弾いてみよう
楽譜のダウンロード:かえるの合唱.pdf
この曲はカポ2のPlay G で弾いています。
ギターを構えて、カポを2フレットにつけてください。
楽譜の4小節1拍目にAm7(9)が出てきます。
押さえ方としては4弦2フレットを押さえ、あとは全て開放です。
※演奏
ベース音はAで5弦開放です。
画像の一番左のダイアグラムです。
指一本で、らっくらく~ですね。
カッコの中はテンションノートと呼ばれるもので、Am7にカッコの中のテンションノートを加えたものという意味です。
ちなみに、このコードはAm9ともいいます。
構成音はACEGB(1,-3,5,-7,9)となり、3度ずつ重なっています。
響きとしてはAm add9やEm/A と似ています。
似ているので、それを弾いてもいいでしょう。
Am add9は画像の1番右です。
A add9(omit3)と書いてありますが気にしないで下さい。
3度の音が省略されているということです。
話し出すと長くなるので、また今度にしたいと思います。
Em/Aは、ベース音のAを Emに加えたもので、押さえ方としては
画像の1番左になり、今回のAm7(9)と同じになります。
この時の構成音はEGBとAになり、Am7(9)からCを抜いたものとなります。
つまり、今回のAm7(9)はCの音を弾いていません。
もし弾きたい場合は4弦10フレットを押さえるといいでしょう。
しかし、「かえるの合唱」のpdfを見ると、楽譜の4小節1拍目は、どこも押さえずに5弦、3弦、2弦の開放となっています。
なんということでしょう!?
今までの説明は何だったんだ!?
まぁまぁ、世の中そんなものです。
長くなったので、続きはまた来週。
皆さんも一度ギターで弾いて確認してみてください。
地味な勉強が一番役に立ちますよ。
練習のコツやコード理論ついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
TAB譜と解説はこちらからどうぞ。
練習曲「かえるの合唱」 ソロギターで弾いてみよう
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●金銀パールさん:はじめまして。古畑任三郎のテーマ、うまくまとまってますよ。ハーモニクスとか使って私は好き。アレンジはご自身で作ってらっしゃるのかしら?
山:ありがとうございます。アレンジは全て自分でやっています。確かにハーモニクスは思ったよりもマッチしていて使ってよかったと思っています。これからも少しずつやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
●かずくんさん:古畑のテーマ、曲だけでアップしてみたら!?
山:そうですね。やってみますかね。
●須健さん:フォークダンスのイメージが強いけど、普通に演奏曲としても良い曲ですよね
山:ありがとうございます。いいですよね。私も大好きで名曲だと思います。私はブルーグラスが好きで一応ブルーグラス風もアップしています。良ければ聞いてください。
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よろしくお願いします。
古畑任三郎のテーマ、やってくれたな(笑)
いつもわからないんだが、今回のAm7(9)でCを省略したように、コードを弾くときにどの音を省略するかをどうやって決めるんだろう?