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アコギな雑談

なぜ、ダイアトニックコードなのか? アコギな雑談 第61回 2020/6/16

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アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを発信しています。

今回のテーマ:●なぜ、ダイアトニックコードなのか? ●メール・コメント紹介

なぜ、ダイアトニックコードなのか?

「4月からアコギをはじめる人へ」というテーマで、弾き語りをメインに、これまで話してきました。

前回は「ダイアトニックコードで弾く練習」という内容でやりました。
ここで出てくる疑問として、

  • なぜダイアトニックコードの練習なのか?
  • ダイアトニックコードとは何なんだ?
  • ダイアトニックコードは、なぜ7つ存在するのか?
  • 他のコードは、どのタイミングで覚えるのがいいのか?
  • コードは、世の中にいくつあるのか?
  • 初心者の方は、そのようなことが頭の中を巡っているはずです。
    というか、巡っていてほしい。

    このサイトでは初心者のために「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」という記事をお勧めしています。
    アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習 pdf

    Step1:ドレミファソラシドを覚える
    Step2:C、F、Gのコードを覚える
    Step3:Am、Dm、Emのコードを覚える
    これで、ドレミファソラシドと6個のコードを覚えることになります。

    この6個のコードはCメジャースケールのダイアトニックコードになります。
    正確にはBm(b5)を加えた7個がCメジャースケールのダイアトニックコードですが、今回Bm(b5)は割愛します。

    「なぜ、ダイアトニックコードなのか?」と聞かれると、
    「ダイアトニックコードで伴奏を弾くといい感じに聴こえるから」ということになります。

    なぜ、いい感じなのか?
    前回やった「童謡/もみじ」のメロディはダイアトニックスケールのCメジャースケールというスケールを使っています。
    ダイアトニックスケールのCメジャースケールは難しくありません。
    ドレミファソラシドのことです。
    つまり、「童謡/もみじ」はドレミファソラシドを使って弾きます。
    当たり前ですね。
    そして、皆さんはStep1で練習しているはずなので、もう弾けるはずです。
    では、ちょっと、弾いてみましょう。

    ※演奏
    「童謡/もみじ」のメロディは、ミレドレミドソ ドシドレソミレドレ・・・・・・・と続きます。
    ドレミファソラシ=CDEFGABという音階でメロディが奏でられます。
    CDEFGABで奏でられるということは、C#やD#といった#やbを使った音は出てきません。
    つまり、C#やD#はCメジャースケールの音ではない、ということです。

    ならば、CDEFGABの7個の音でメロディが作られているわけですから、それに合った伴奏を付けようと考えたときに、CDEFGABの7個の音だけで作られたコードを弾けばメロディと合うんじゃないの!? と普通は考えます。
    その通りです。
    そういうことなんです。

    ●pdfファイル

    前回のコード譜を用意してください。
    「童謡/もみじ」コード譜
    「スリーコードで弾こう」はCFGの3つでした。
    Cはドミソ、Fはファラド、Gはソシレです。

    よく見ると「ド」という音は、Cにもあり、Fにもあります。
    レはG
    ミはC
    ファはF
    ソはC、G
    ラはF
    シはG

    「童謡/もみじ」はドレミファソラシ=CDEFGABという音階でメロディが奏でられるので、コードC、F、Gのどれかを弾けば伴奏が弾ける、ということになります。

    理解していただけるでしょうか?
    結構ポイントになるところです。

    次にAm、Dm、Emです。
    代理コードと呼ばれるものです。
    例えばAmはCの代理をすることができます。

    Amの構成音はラドミ、Cはドミソですから、ドとミは共通です。
    AmとCの違いは、ラかソ、の違いだけです。
    よく似ているコードなので代理できるというわけです。

    ※演奏
    確かに、明るいくらいという違いはありますが、よく似ています。

    FとDmの関係、GとEmの関係も同じです。
    Fはファラド、Dmはレファラ、ファラが共通
    Gはソシレ、Emはミソシ、ソシが共通
    です。

    前回お話ししたBm(b5)もダイアトニックコードですが、詳細はまた今度にします。

    簡単にまとめます。
    メロディはCDEFGABで奏でられるので、その音で作られるコードを弾けば伴奏になる、それがダイアトニックコードだ!
    ということです。

    ダイアトニックコードについては、一度で理解できない部分もあると思いますが、アコギを弾いていくとそのうち理解できるので安心してください。
    このようなことが理解できると上達に差が出るので、ダイアトニックコードについては、これからも何度もやっていこうと思っています。

    練習のコツやコード理論ついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

    メール・コメント紹介

    ●かずくんさん:ご指摘のとおり、サムネというか、動画の絵を変えました。やはりアコギの画像の方がいいですね。まぁ、気分です。そんなに大きな意味はありません。

    ●スクイズさん:アマゾン「まるごとアコギの本」のレビューにいただきました。とてもうれしい内容でしたので、紹介させていただきました。本当にありがとうございます。YouTubeも一長一短ですね。発信する側の私も注意して臨みたいと思います。

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