アコギな雑談 第94回 教則本からはじめよう#3 2021/2/2
「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
アコギ関連情報、皆様からのメールなどを中心にサイト管理人が日々思っていることを発信しています。
今回のテーマ:●教則本からはじめよう#3
雑談
お笑いのキングコング西野さんがネットニュースになっていました。
所属事務所を退所するとのことです。
いろいろ言われていますが、実業家 商売人としてはすごい人なんじゃないかと感じています。
自分で絵本を描き、それを映画にして、宣伝までやっていますからね。
もちろん西野さん一人でやっているわけではなく、事務所の努力・協力もあるでしょうが、凡人には真似できませんね。
アコギ弾きや音楽家の中には、自分の作品を創作し、CDやライブを製品化して、宣伝・プロモーションもやって…という人がいます。
しかし、上手くいく人はごくわずかです。
能力のある人だけが成功する世界です。
まぁ、音楽業界に限らず、どの商売でも同じですが…。
音楽家にはプロもアマも多数いますが、西野さんには見習うところがありますね。
それではコーナーに行きましょう。
教則本からはじめよう #3
このコーナーは、アコギ初心者が上達するための勉強法を考えるコーナーです。
今回で3回目です。
前回は時間が足りずに途中で終わってしまいました。
今回はその続きになります。
前回6個のパターンを考えました。
おさらいしますと、
この中で一番注意しないといけないのは、個人運営のネットコンテンツ、YouTubeです。
順番に見ていきます。
YouTubeには非常に多くのコンテンツが存在しています。
しかも無料で。
映像で運指を確認できますし、作る側も視聴者が飽きることのないように意識していますので、クオリティが高いです。
また、好きな時間に学べるメリットもあります。
なので、YouTubeを利用する人は多数です。
デメリットとしては、ギター教室などが制作するコンテンツは大丈夫なのですが、個人サイトのコンテンツは、余りにも情報が偏っているものが多いです。
また、コンテンツは飽きないように作られているので練習手段というより鑑賞会になりやすいです。
アコギ上達の一番のコツは練習することです。
その点を踏まえて利用すれば非常に有効でしょう。
自分の好きな曲を選べます。
なので、練習のモチベーションを維持しやすいです。
デメリットは基本を学びにくいことが挙げられます。
どうしても我流、自己流になりがちです。
一人で練習することが多くなりますのでギター仲間ができにくいこともあります。
個人サイトやYouTubeは初心者が一番ハマりやすいので注意が必要です。
メリットとしては無料で好きな時間に学べる、自分の好きな曲やジャンルを選択できることです。
デメリットは、前述ですが、情報が偏っていて体系化されていない、断片的なものが多いです。
この「アコギな雑談」「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」も、この部類に入ります。
発信する側の得意分野があり、どうしても偏りがちになります。
それがいけないのか?というと、いけなくはないです。
それを学びたい人には良いコンテンツになるでしょう。
初心者にとって大事なことは、偏った断片的な情報より、基本的な情報を最初にインプットすることです。
基本を勉強してから何かの弾き方に特化したコンテンツを学んだほうが、最短時間で上達できるからです。
基本的なアコギの弾き方を理解してから、次のステップに進んだ方が、上達時間がはやいです。
誤解を恐れずに言えば「楽して上達する」ということです。
こういったことは実際に弾けるようになると理解できます。
あのとき基本をやっておけばよかったなぁ~と思うものなのです。
ということで、次回、また突っ込んで話します。
練習のコツやライブついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
メール・コメント紹介
かずくんさん:毎度ありがとうございます。その通りでございます。先ほど利用には気を付けたほうがいいよ、なんて話しましたが、上手な人がいっぱいいますね。ホントに感心してしまいます。私も未だにYouTubeを利用して勉強しています。音楽・楽器・スポーツ…なんでもそうですが、極めようとしたら一生かかるかもしれません。そこが面白いところですが。私はアコギを趣味としていますが、一生楽しめると思っています。今日からアコギをはじめる人も一生の趣味にしていただけたらと思います。
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よろしくお願いします。
ぼくは高校のときバンドを組まされて強制的に練習させられました