頻繁に聞かれる質問です。
女性の方が多いです。女性は男性に比べて手が小さいので、悩んでいらっしゃる方もいると思います。仕方ありませんね。
結論から言いますと、「Fの押さえ方を極めれば、アコギの上達は加速する」で書いたように、少しのコツと練習次第で弾けるようになります。
本編の「手の大きさはアコギの上達度に関係ない」も参考にしてください。
実は私も手の大きさで悩んだことがありました。
私は1990年ごろトニーライス(アメリカのギタリスト)にハマっていたことがあって、教則ビデオを見て必死にコピーしていました。
その時にどうしても弾けないフレーズがありました。
何が違うのだろうと研究してみるとトニーライスの指が、特に小指がとても長いのに気づきました。
「私の指の長さでは弾けないのではないか」「私にも、こんな長い小指があったらいいのになぁ」と思っていました。
ところが不思議なことにギターを弾いているうちに指が長くなっていました。
もちろん突然指が長くなったわけではなく、その後何年か経って「あれ、なんか昔に比べて指が長くなっている」と感じたということです。
そんなバカなとお思いかもしれませんが本当の話です。
こういった経験をされているのは私ばかりでなく、私の周りにも似たような方がいらっしゃいます。
手の大きさで悩みを持つ人の全員が、そのようになるとは思いませんが、可能性はあるのではないでしょうか。
手の小さい人がアコギを弾くためのコツと練習法
このような質問をされる人は「コードを押さえられない」とか「テンションがきつい」という、左手のことを言われる方が多いので、今回はそれについて書きます。
私が知る限りでは「Fの押さえ方を極めれば、アコギの上達は加速する」でまとめた方法がベストだと考えています。
極端に言えば「必殺技はない。コツコツ練習すれば誰でも弾けますよ」ということです。
コンパウンド弦を使う、構え方を工夫する、弦高を調整する、ですね。
コンパウンド弦を使ったり、半音落としてチューニングするだけで随分弾きやすくなりますし、弦高を0.3mm低くするだけでも弾きやすくなります。(弦高の調整は専門家にやってもらうこと勧めます)
それ以外の方法では、小さなミニギターを使ったり、スケール(ネックの長さ)の短いギターを使うことです。本来は左手のことだけではなくて、その人に合ったボディサイズを選ぶことがベストなんですけどね。
これさえやれば絶対に弾けるようになる!と言い切れないところが辛いところですね。
なぜなら、手の大きさは人それぞれですし、ご自身のギターサイズもそれぞれですから。
やはり、自分自信で工夫をされて、研究することが一番の近道だと思います。
YouTubeで「子供 ギター」と検索してみた
素晴らしい演奏をされている人がたくさんいますね。
ほんの一部ですが紹介します。
研究、参考にする必要がありますね。