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もっと練習編

ロシア民謡「一週間」key:Am スリーフィンガーで弾こう

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前回のおさらい

ロシア民謡の「一週間」を使った練習の3回目です。
今回テーマはスリーフィンガーです。
前回と同様、Amのキー、BPM100で練習しましょう。
登場するコードはAmとE7です。

アコギをスタートしたばかりの人やバレーコードを避けたい人には、いい練習曲ですが、ギターの上達にはバレーコードは避けて通れません。
今回はバレーコード(コードFやBmなど)が登場しませんが、いずれマスターしなければいけない時がきますから、並行して練習することを勧めます。

AmとE7のダイアグラムは次のようになります。まず、このフォームを覚えましょう。
E7はEで弾いても構いません。弾きやすい方で弾いてください。

Am、E7のコードチェンジのコツ

AmとE7は指の形がほぼ同じです。
指の形を、そのまま上下に移動させるだけです。
スムースなコードチェンジのコツはなるべく左の指の形を変えないことです。
この辺りは理屈よりも体で覚えてください。指番号を守って地道に練習することが大切です。
指板を見ずに、左手の感覚だけでコードチェンジができるようにすることを目標にするといいでしょう。

定番のスリーフィンガーで弾いてみよう

※音源は右チャンネルのみにアコギの音を収録しています。バランスを左いっぱいにするかヘッドホンの左だけをモニターするとカラオケとして使用でき、伴奏に合わせて練習することができます。

アコギ演奏の基本はストローク奏法です。これは左手でコードを押さえ、右手(右腕)を上下に動かして弦を弾きます。
そして、前回のアルペジオは、コードを分散させて弾きました。

今回のスリーフィンガーもコードを分散させて、親指、人差し指、中指の3本で弾きます。
親指→中指(人差し指)→親指→人差し指(中指)…のように、親指とその他の指を交互に弾くという特徴があります。
親指でベース音を、人差し指と中指でコードやメロディを弾きます。

理屈よりも、アルペジオと同様にパターンとして覚えた方がいいので、さっそく練習してみましょう。

スリーフィンガー・パターン3 で練習

練習編「大きな古時計」でマスターしたスリーフィンガーのパターン3で、今回も練習しましょう。
「大きな古時計」ではC、F、Gの練習でした。今回はAm、E7です。

右手の動きはどのコードでも同じパターンです。ただし、ベース音はコードによって違いますので、コードを覚えるときベース音の位置を意識してください。
ギターの素晴らしいところは左手のコードを変えるだけで、伴奏が付けられることです。
基本の弾き方をマスターすると、他の曲でも応用が利くようになりますよ。

楽譜のダウンロード:一週間 Am スリーフィンガー・パターン3

さらにベースをオルタネイトさせてみよう

オルタネイトとは、交互にという意味があります。
Amは5弦→6弦、E7は6弦→5弦と交互にベース音を弾きます。

楽譜のダウンロード:一週間 Am スリーフィンガー パターン3 オルタネイト

関連記事

●基本的なコードと指番号については#28 少しの音楽理論がアコギ上達のカギ① 「TAB譜とコードダイアグラム」で詳しく説明しています。
●「大きな古時計」C、F、Gのスリーフィンガーついては下記で詳しく説明しています。
#59 スリーフィンガー パターン1
#60 スリーフィンガー パターン2
#61 スリーフィンガー パターン3
#62 スリーフィンガー 練習1
#63 スリーフィンガー 練習2
#64 スリーフィンガー 練習3
練習曲「ロシア民謡 / 一週間」 ソロギターで弾いてみよう

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