「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
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今回のテーマ:●ダイアトニックコードで弾く練習
ダイアトニックコードで弾く練習
「4月からアコギをはじめる人へ」というテーマで、弾き語りをするための練習について話しています。
これまではCFGという、キーがCのときのスリーコードと呼ばれるコードを使って練習してきました。
これまでやってきた練習の中で「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」というのがあり、その中のステップ2まで説明しました。
一度、復習を兼ねてごらんになってください。
さて、今回からはステップ3に入ります。
ステップ3はAm、Dm、Emの3つのコードを覚えよう、という内容です。
ステップ2のC、F、Gに加えて、ステップ3のAm、Dm、Emで、合計6個のコードを覚えることになります。
これまでと同様に、練習曲として「童謡/もみじ」を使います。
つまり、今まではCFGの3つのコードで「童謡/もみじ」を練習していましたが、今回からは6つのコードで「童謡/もみじ」を弾きます。
ということで、必要なリンク先からコード譜と音源をダウンロードして、お手元に用意してギターを構えてください。
●pdfファイル
アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習
「童謡/もみじ」コード譜
●bpm80
●bpm 100
●bpm 120
では、準備が整ったところで、一度弾いてみたいと思います。
テンポは100で弾きました。
80、120がありますので、自分に合ったものを選んでください。
※演奏
音源はメロディをピアノで弾いていますので、それに合わせて伴奏を弾く練習をします。
何回か繰り返していますので、合わせてリピートして練習してください。
まずは「ダイアトニックコードで弾こう」を弾きます。
以前やった「スリーコードで弾こう」と比べると、やはり音楽的に幅が出ていて、使うコードが6個になるだけで印象が変わり、いい感じに聞こえますね。
もう一度「スリーコードで弾こう」を弾きます。
スリーコードといっても、登場するのはCとGがほとんどで、Fは1回だけ…。
初心者でも弾きやすいコードになっていましたね。
4月から少しずつでも練習をしている方は、2か月ほど経っていますので、何となく弾けるようになっていると思います。
ここからは右手の話です。
右手は1拍ずつダウンストロークします。
ストロークは上から下に右の腕を振りぬくイメージです。
「初心者が最初に覚えるべき2つのストロークパターン」を参考にしてください。
余裕のある人は、パターンBのシンコペーションのリズムを練習するといいでしょう。
もっと余裕があるぞ、という人は自分のお気に入りの曲のコード譜を見つけて、練習するといいでしょう。
少し余談になりますが、先ほど3個より6個のコードで弾くと印象が変わり、いい感じになると言いました。
ならば、もっとコードの数を増やすといいのか、と言われるとそうでもなく、ここからは好みの問題になると思います。
数が増えた方が好きだという人もいれば、6個より3個の方が好きだぞという人もいらっしゃいます。
ここに正解はありません。
この6つのコードはダイアトニックコードといわれるものです。
今回弾いた「童謡/もみじ」はCメジャースケールという音階を使っていて、ダイアトニックコードはC、Dm、Em、F、G、Am、Bm(b5)という7つのコードになります。
そのうちの6つを使った練習だ、と思ってください。
少し専門的な話なので、理解できなくても問題ありません。
今回理解していただきたいのは、
●ダイアトニックコードを覚えると、ある程度の伴奏が弾けて弾き語りができるよ
●ダイアトニックコードは7個あって、そのうちの6個の練習だよ
です。
今後、順にダイアトニックコードの詳細を説明していきます。
少しずつ理解してください。
なるべくわかりやすいように説明します。
練習のコツついて 「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
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サムネが変わったな