「初心者のためのアコースティックギター上達テクニック」サイト管理人がお届けするラジオ番組です。
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今回のテーマ:●『きよしこの夜』を弾こう#2
『きよしこの夜』を弾こう#2
11/3の文化の日です。
私の住む名古屋では、毎年この時期に冷え込みが始まり、冬の入り口を感じます。
そして、毎年この時期に母校(大学)の学園祭、ゼミOB会のお知らせが来るのですが、今年は来ませんね。
コロナの影響でしょうか。
大学、高校などの学園祭はできないのですかね。
はやく元通りになってほしいと思うのですが、もうならないかもしれませんね。
学園祭に向けて必死にギターの練習をした学生の頃が懐かしいです。
さて、前回はキーGで練習しました。
今回はキーCで弾きたいと思います。
その理由について、少し書きます。
このシリーズは初心者が弾き語りをするために…というテーマでやっていて、キーGとキーCはその練習に最適だからです。
キーGとキーCは、曲中に出てくるバレーコードの数が他のキーと比べると少ないです。
これは初心者の練習に向いているということです。
また、出てくるコードも、一般に言う基本のコードだけで弾けることが多いです。
「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」に出てくる10個のコードを参考にしてください。
「アコギ初心者が最初に覚えるコードと4つの練習」
キーGとキーCで曲が弾けるようになると、カポタストを使うことで全てのキーで伴奏を弾けることができるようになります。
キーを自由に変えられるので、自分に合ったキーで弾き語りをすることができるようになります。
詳しくは、また別の機会にしたいと思います。
キーGとキーCで練習していると、コード進行のパターンに気づきやすいです。
反復練習をすることで、コード進行を理解でき、将来的に耳コピや作曲などができるようになります。
つまり、キーGとキーCは基本ということです。
基本を繰り返すと応用が利くようになります。
まぁ、基本は大事ということです。
今日から始める人は 前回のキーGから始めるといいでしょう。
余裕のある人は今回のキーCを練習してください。
前回弾いたキーGの伴奏を、今回はキーだけを変えてキーCで、進行はそのままで弾く練習をしたいと思います。
コード譜は用意しませんので、こちらを参考にしてください。
https://gakufu.gakki.me/m/data/TM1059.html
右手は1拍ずつダウンストロークです。
※演奏
スリーコードで弾きます。
出てくるコードはC、F、Gの3つです。
難関のコードFが出てきますがコツを掴めば数か月で弾けるようになります。
一度押さえるコツを掴めば、その後はバレーコードで悩むことはなくなります。
どんな曲も弾けるので、楽しくなりますよ。
こちらを参考に練習してください。
Fを押さえるコツ ―まとめ―
Fの押さえ方を極めれば、アコギの上達は加速する
3分でわかる Fを押さえるコツは6つある
※演奏
それでは、前回にならって、少しコードを増やしてみたいと思います。
増やしたコードはC7、G7、Am、FM7です。
余裕のある人は挑戦してください。
※演奏
さらに、もう1パターンやりましたので、今回もやります。
サビのコード進行ですね。
増やしたコードは、G#dim、F#m7(b5) です。
ベースラインがG→G#→Aと半音ずつ上がっていくところを意識すると、いい感じに聞こえると思います。
今回使ったG#dim、F#m7(b5)をどう押さえるのか、という話があります。
いろんな押さえ方があり、人や曲によって違いますが、今回私が弾いたのは…
G#dim(ちなみに、ギターではG#dimと記載があるときはG#dim7を押さえます)は
6弦4フレット、3弦4フレット、2弦3フレット、1弦4フレット
と押さえました。
E7/G#と考えてもいいでしょう。
初心者はE7で代用してもいいと思います。
F#m7(b5)は
Am/F#と同じです。
6弦2フレット、4弦2フレット、3弦2フレット、2弦1フレット、1弦開放
です。
普通にオープンコードのAmを押さえて、ベース音をF#にします。
私の場合、ベース音のF#=6弦2フレットを親指で押さえています。
一度、ご自身で弾いて確認してください。実際に弾くと、より理解できます。
練習のコツやコード理論ついて「まるごとアコギの本」にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
ステップアップ練習曲は、アコギの練習曲を集めたシリーズです。
童謡を中心にギターインストゥルメンタルとしてアレンジしています。
演奏動画とTAB譜を用意してありますので、皆さんのアコギ演奏にお役立てください。
TAB譜と解説はこちらからどうぞ。
練習曲「きよしこの夜」 ソロギターで弾いてみよう
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かずくんさん:ありがとうございます。今回も同じように、同じ方式でやりました。本当はちゃんとした映像や楽譜を作った方がいいのですが、なかなか作りこむのに時間がかかるので、「アコギな雑談」ではラジオ風としてやっています。それほど難しいことはしていませんので、音声だけで伝わるのではないかと考えています。もし良い方法がありましたら教えてください。
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よろしくお願いします。
だんだん大雑把になってきたな。